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August 15, 2005

ぼくがシステム思考が好きなわけ

システム思考を習得するうえでは,一人の人間あるいは一つの行為主体が責任をとるべきだという前提を放棄することになる.フィードバック的大局観では,システムの生み出した問題の責任はだれもが分かち合うものなのだ.それは必ずしも,システムを変えるうえで関係者全員が同等の影響力を発揮できる,ということではない.むしろ,スケープゴート探しは,行きづまりの結果を生むだけだということを意味しているのである.Peter M. Senge(著),守部 信之(訳).「最強組織の法則」.徳間書店,1995年. pp.102-103
何が悪いって,誰かが悪いということではなくて,そのシステムこそが悪いのだと考えるから好きなのだと思う. むしろがんばっているのにやり方が悪いせいで(システムが悪いせいで),悲しい結果になっている,そんなことがほとんどだと思う.そしてそこにドラマがあり人生があると思っていて,ぼくはそのドラマや人生をハッピーエンドにしたいのだと思う.

Posted by ysk5 at August 15, 2005 11:54 PM

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