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October 24, 2004
われ大いに笑う,ゆえにわれ笑う
土屋賢二,「われ大いに笑う,ゆえにわれ笑う」,文藝春秋,1999年.
これもまた典型的けんじ節を2つメモ.
その中でも何が一番面白かったか,ときかれることがある.実は,私が読んだ中でも群を抜いて面白かったものがあるのだが,非常に残念なことに,その題名を
忘れてしまった.作者も出版社も記憶にない.今では読んだかどうかも定かではない.ひょっとしたら他人が読んだのかもしれない.(p.26)
いずれにしても,このように単語が増加の一途をたどっている現状をわたしは深く憂慮するものである.何とかしてフランスのように単語の数を法的に規制でき
ないものかとわたしは思う(できれば数百語に減らしてほしいものだ).フランスでは単語の使用を法的に規制し,英語よりはるかに少ない語彙にとどめてい
る.このため語彙数は英語とフランス語では大きく異なっている.どれくらい違うかは,研究社の『大英和辞典』と『ポケット仏和辞典』の大きさを比べてみれ
ば一目瞭然である.
(p.230)
Posted by ysk5 at October 24, 2004 11:34 PM