« 連鎖 | Main | 某特論レポート(6) »
November 26, 2004
某特論レポート(5)
先週の分.
今までで最低の出来.
タイトルは”危機的状況下におけるタスクフォース型管理体制の有用性”で.
今回の講義で中越地震における対応についてのケーススタディからリーダーシップの重要性があげられていた.これについて考えたことを述べたい.
地震等の災害があったとき,強いリーダーシップに導かれてステークホルダーが状況に対応することが,ステークホルダーの混乱を避け,行動のスピードを確保するという面で有用であることは議論からも明らかになった.
ところで,強いリーダーシップがあれば,それだけでエクセレントな対応が保証されるのであろうか.私は不十分であると考える.何が必要で,どうすべきかが明らかにされることがなければ,リーダーシップそれ自体ではエクセレントな対応は望めない.
災害時における必要な対応は,シミュレーションなどから,かなりの程度事前に考えることが可能である.明らかになった必要機能をタスクフォース型管理体制によって危機に備えて管理することが,強いリーダーシップと同様に必要であるといえる.
Posted by ysk5 at November 26, 2004 06:55 PM