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December 24, 2004
薔薇の女
やっとこさ読めた.
事実からの結論と思考からの結論が背反する時,その事実は事実でないと考える以外ない」 (pp.216)バタイユ戦.
問題は,過剰の蕩尽としての革命ではなく,蕩尽すべき過剰の不在としての革命の不在,すなわち過剰でなくその反対物の稀少から生じているのです.稀少はエ ネルギーの吸収,つまり成長によって実体的に解決され過剰に至る…….ムッシュ・ルノワール,あなたの議論では常にこのように考えられていくわけですが, 観念を生み出し自らそれを信じ込むことができるという人間の異様な能力は稀少を成長によってではなく実体のない空虚なもの,つまり観念によって欺瞞的に充 填するという倒錯を可能ならしめたのです.観念としての悪の一切がこの欺瞞から成長してくるのです.革命という過剰の不在が,つまり革命の稀少が,革命の 観念の肥大化を招き寄せるのだといってもいい. (pp.229)またしても解説がグッド.
「技巧で小説は書けないにしても,物語とは技巧そのものによる世界なのである. (snip) 「思考や観念や主題の支配から逃れようとする言葉の運動」が,以下に強度な持続的緊張を強いるものか. (pp.356)
Posted by ysk5 at December 24, 2004 02:12 PM