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April 12, 2005
これからの俺to do
修士論文の中間発表ゼミでの発表が終わった.
今回は問題の所在とそれに対するアプローチの説明をして,これを理解していただくことにかなり力を注いでみたのだけど,それなりに努力が実ったようでよかった.
今回の原稿に関しては,もう少し文章自体を洗練させることと,ペーパーでのイントロダクションにうまく使えるような構成を考えることが必要だと思われる.
いろいろとセンセから有益なアドバイスをいただいたので,ちょっと整理しておく.
# もうそろそろすべてをありのままに書くことはアレなかんじなんで,その辺お察しください
ペーパーにおいてどのあたりを強調して訴えていくかについて.
- モデルによって明らかにできるリザルトの部分
- リザルトを得るための手法自体
たしかに手法は社会科学領域における進化的アプローチ全般に適用可能な汎用性を持ち合わせていて,それなりにパワフルであると思う.
別にそんなに変わったことをしているわけではないのだけど.
# まあ,オリジナリティなんてそんなものかも
でto doリストもちょっと修正.
■to do
- スキームをはっきり・しっかりさせる # アプローチの根拠・概説
- 自己組織化についてrefれるような文献を勉強
- ウルリッヒのアレ
- マゴロウ・マルヤマ(佐藤敬三訳)『セカンド・サイバネティックス』『現代思想』(1984年12月号:198〜214頁、青土社)
- 定式化をしっかりする # 詳細に,精確に.Takahara(2004)との対応づけから概念の導入もれがないかチェック
- 手法としてのアレを確立する # 一般化というか抽象化というかその辺も含めて,手法としてスコープと実現できることを明示化する作業
- ミクロ-マクロ・リンクのある他研究@COTとの関連づけ # 位置付けの明確化
- 検証する命題をさがして,モデルのvalidationをまずとる. # generalなものでもよいよ
最初の2つが直近のそれで,優先度をかなり高めで.
■スケジュール
- 4-5月:スキームをはっきりさせ,定式化までを精確に完了
- 6月:コーディングなのか?(なんか審査もあるな)
- 7月-:結果が出てくるといいな(この辺から学会発表?準備)
- 10月:学会発表なのか?(適当に候補を進捗にしたがって絞りながら)
- 11月-:国際会議発表.なんか英語でかくよ
- 2月:修論と論文を同時に提出・投稿って感じで
ぼくとしては,国内の学会で一回叩いてから国際会議のほうにいきたい感じなのですが.
まず,日本語でレスポンスをいただきたい.
ま,ともあれがんばっていきたいものです.
Posted by ysk5 at April 12, 2005 10:59 PM
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