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August 01, 2005
卒業のための棚卸しと成長のためのレビュー,仕組みとしてのふりかえり
WordからgenerateしてFrontPageで運用されている以外の点は大好きなe-OHNO MAIL NEWS 第10号で,4半期ごとに棚卸しを行い,基準に達しない学生は卒業を来年にまわすという方法が紹介されている.
4回の棚卸しではそれぞれに設定された到達点に達しなければ、その時点で留年が確定する。すなわち、卒論、修論提出の最後になってだけ判断するのではなく、その年に完成する見込みがなければ、早い段階で次年度完成というスケジュールにまわすのである。これは指導する側からすると、日常的に計画性のある指導を行う責任を果たすという意味が込められている。したがって、評価も客観的な事項の積み重ねで行う。一方学生側からすると、「最後にはなんとか卒業・修了させてもらえるんだ」といった甘えの気持ちを断ち切り、日々真剣に研究に取り組んでもらうという狙いを込めている。e-OHNO MAIL NEWS 第10号
確かに定期的にレビュー活動を行うことの有用性はISO8000シリーズとかの規格でも書かれている通り明らかなので,自分を少しやってみようと思う.
毎月1日をその日にしよう.
1回目は今年の頭に立てた目標と現状を考えたい.
何はともあれ今年の抱負というか達成される目標.がんばろう.
1.毎日メモる.
MTが僕みたいなpoorな使い方でもそれなりに知的生産において役立つことが分かったので,毎日メモろう.
2.体系化をしよう.
上をある程度高いレベルで実現できるようになってから,体系化をうまくできるようにしよう.これは後半の目標.ひとまずのツール候補はWikiで.
3.基礎知識を身につけよう
広い知識というのも必要だ.地理や歴史も,いわゆる詰め込みとしてでなく,きちんと視座を持ってのぞめば,多分面白いところがあるはず.ので,そこんとこ頑張れ.
4.哲学すれ.
ちょっとしっかり哲学書を読もう.研究には哲学が必要だ.あと読書にも必要.思想の流れをおさえておかないとな.
5.復習をしっかりやる
知識の定着が必要です.greedyに先ばっかりいってると,分かったようでわかっていないことが多いです.http://ysk5.s58.xrea.com/mt/archives/002356.html
1.は満足できる水準では実現されていると思う.
2.はまだだけど,実現できそうな胎動は感じるので,これもよし.
3.がだめだ.具体的には社会科(地理,歴史,公民)と自然科学全般を念頭においたのだけど,ガリレオの指も途中で宙ぶらりんだし.中学生程度の教科書を夏の間に時間ができたら一気に読んでしまいたいと思う.
4.は満足できる水準ではないが,著しく改善が必要ではないと思われる.少しリソースの割り当て具合を調整すべし.
5.前半はできていたのだけど,7月くらいからいっぱいいっぱいになってきて,これが疎かになってきている.また,思うのは多少の時間がたった後に復習・論考できるようなフォーマットとメモの取り方を考え,実現することが必要だということだ. # 特に書籍のとき
これとは別に.
だいたいにおいてリソースを集中させれば,それなりのアウトプットを出せるようにはなってきたと思う.
この次のステージはリソースが分割されてタスクが並行化された状況においていかにアウトプットの質をあげるかであると思う.
おそらく来年にはそれがそれなりの水準でできなければならないと思うし,これは比較的自分の不得意なやり方であると認識しているので,意識してかつそれを楽しみながら実現できるよう,がんばっていきたい.
Posted by ysk5 at August 1, 2005 09:31 PM
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