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June 30, 2005

このバトンとかいうものはアマゾンとアップルの陰謀に違いない.

廃人のジレンマ:musical battonを遅めに受け取ってみるより.

・Total cost of books I bought
882,296円(私本管理 Plus調べ).そして725冊らしい.
・The last book I bought


・book reading right now

・Five books that mean a lot to me

聞かれもしないけど音楽の方も正直に書いてみる.
・Total volume of music files on my computer
6.09GB(Windows XP Exploler調べ).1880ファイル.たぶん重複あり.
・The last CD I bought


・Song playing right now
曲単位で聴かないからアルバム単位,商品単位で.

・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
同様に.

Posted by ysk5 at 09:49 AM | Comments (1) | TrackBack

June 29, 2005

進路がおおむね暫定的に決定してよかったねなぬみかい

大ちゃんがとりあえずでたので.
平日なのに徹っぽいのはやめようよ.たのしかったけど.

Posted by ysk5 at 09:41 AM | Comments (0) | TrackBack

June 28, 2005

Civ 3ログ(2)

イコロイの大陸を引き続き蹂躙していたところ,勝利条件を満たして無事クリアしたのでメモ.

得点も高かったようで,最高ランクをゲット.

さて仕事をしよう.

Posted by ysk5 at 09:42 PM | Comments (0) | TrackBack

ぜん息がおさまったので

pejoゼミも1回目分が終わったので,学校に行ってみる.

Posted by ysk5 at 03:26 PM | Comments (0) | TrackBack

きのうのわたしのことのてんまつ

あしたのわたしのためにレビューは必要だ.

まずはじめに検索結果のページが見にくかったのでこれを改善しようと考えた.
で,google大先生とか公式のドキュメントをみながら,いまののテンプレートを作成.その途中に,3.17からプラグインでtagが実装されたってのを見つけて,ちょうどいいから3.17にアップグレードしておくかということに.これがことの始まり.

さっそくアップグレードのパッケージをとってきた.がマニュアルがわかりにくい.間違って,3.10なmtupgradeを実行してしまった. # トラブルの候補1つめ

その後正しいアップグレード作業を行って,作業の完了を確認しようとしたら,”
includeというプロトコルはありません”(といった感じの)エラーをはいて,サイトの再構築ができない.ソースみたら include://hogehoge ってなっている.そりゃだめだ. #パッケージに問題があったのかな,と疑って候補2つめ

あー,なんか長引きそうだしやばそうなので,最新分のバックアップをとっておこうと思って,サイトを書き出しておく.このとき地味にhtmlをwebpage完全で保存してしまったのが後でもう1工程必要になるというめんどくささをひきおこす.

次に,原因を切り分けて,どうやら3.17へのアップグレードが原因と結論.2.661と3.151は動作確認できたので,DBを初期化した後,2.661をインストールして3.151へアップグレード.これは成功. # sixapartってmovabletypeのアーカイブ(過去のバージョン)は公開していないのかな.見あたらなかったのでローカルに保存してあったもののみで検証したのだけど

途中でそういえば画像ファイルの容量が大きくて,サーバの容量を気にしないといけないのはやだなーということで(xreaの無料のやつはサーバの容量が50MBだから),ViXで全画像ファイルを統合変換して,容量を品質を下げることで実現しつつ,バックアップしたエントリーをインポート.

ここでサイトの設定を怠っていたためにindividual archiveの形式が気にくわない形になってしまった.しょうがないので設定をid方式にしてからもう一度インポート. # このへんからだいぶ疲れ始める

今度はうまくいったのだけど,画像ファイルURLがローカル指定になっている.これを一括で置換するため,エントリーを全削除して,修正したものをもう一度インポート.このへんでid番号がアレになった.このへんでインポート作業でしくじって,もう1ステップ同じことを繰り返したような気がする.そのためにさらにid番号が変なことに.

以上から一応動作した.で,みためがアレな感じになっていたので,一気にこれも改善してしまうことにした.

cssはバックアップしておいたけど,各種テンプレートはバックアップし忘れていたので,ことの前のレイアウトを再現するのが難しそうだと判断した.しょうがないので,デフォルトのテンプレートやcssをsixapart@U.S.からとってきて,これをもとに今の形に変更.

最後に動作確認をして寝たのが3時くらい.昨日の14時から18時,23時から翌3時という作業時間だから,8時間か.いまだに体調悪いので,こんなことやっている局面ではないのだが.

Posted by ysk5 at 08:17 AM | Comments (0) | TrackBack

寝る前にテスト

なんか色々あって,こんなかんじになってしまった.
コストはかかったけど,一応目的は実現されたと思いたい.# 検索の結果ページの見やすさとか

最後に各種テストをして寝たい.

追記:コメントの投稿も,トラックバックもとおるので,大丈夫でしょう.# トラックバックはself-referencialなやつもOKなのか

Posted by ysk5 at 02:08 AM | Comments (1) | TrackBack

June 27, 2005

いつもの私へのネガティブフィードバックな試み(2)

都合4冊読んだのによくならないのでハイデガーでも読むことにする.

Posted by ysk5 at 12:05 PM | Comments (0) | TrackBack

June 26, 2005

Civ 3ログ

イコロイ(紫)がしぶといので,ちょっと頭の整理をかねてメモ.

日本(赤)でプレイ.
目指せ軍事国家.政治体制は独裁→君主→共産とチームカラーにもマッチ.

序盤.
特殊ユニットで攻守にすぐれている侍を大量生産で一気に領土拡大.このへんはよかった.

世界の様子がわかった.が,ここでギリシャ(黄緑)と仲良くしすぎて相互防衛条約を結んだのが良くなかった.なんかペルシャ(モスグリーン)とアステカ(緑)との2ヵ国と戦争になるし.敵はいちどに1ヵ国が多分定石.ここで時間を食ったので,イコロイ(紫)を好きにやらせてしまったと.


仲の良かった科学志向のギリシャ(黄緑)を予定どおり裏切ったのは良かったのだけど,次のパートナーのズールー(黄)が弱すぎだ.やくにたたない.ペルシャ(モスグリーン)が地味に粘るので,またしてもリソースを集中できず,ギリシャ(黄緑)攻略に時間がかかった.ロジスティクスが伸びきってる.

なんか途中で戦術核かICBMをメイン都市に落とされるし.核は良くないよ,ぼく以外が使うのは.

物量で圧倒しているはずなのに,なぜか苦戦.

イコロイ(紫)攻略開始.はじめに,でかい都市を叩いて,国力をそぐというポリシーで.

この時点で大勢決まったかと思ったけど,イコロイ(紫)は軍事力がありやがるので,征服したギリシャ大陸をちょっと手を抜いていたら蹂躙される.戦力に大差がないので,イコロイの大陸とギリシャ大陸の2手に戦力を分断すべきでないと考え,戦略的にギリシャ大陸を一旦捨てることに.

やっとこ大きい都市を2つと,首都をぶっつぶし,イコロイ(紫)大陸に拠点ができそう.中盤のつまずきが響いた感じだ.

激しく泥仕合.総力戦の様相を呈してきた.
ロジスティクスのポイントとなる,大陸間の海での戦線が密かにものすごく熱い.イコロイの艦隊が激しくうざい.

明日中には終わらせたいところだ.

Posted by ysk5 at 10:04 PM | Comments (0) | TrackBack

きょうはほんとうに何にもしないから覚悟しておけよ,このクソ野郎!

休日よ,こんにちは.
なんかいまだに体調がすぐれないので,お休みしちゃう予定.

追記:相変わらず体調悪い.夏バテとかそういうのか.

Posted by ysk5 at 12:38 AM | Comments (0) | TrackBack

June 25, 2005

自サイトへのトラックバックができない件について

すげークリティカルな問題なのですけど.

MTの仕様?かどうかもわからないので,少々google大先生にきいてみることにしよう.
→きいてみたら,ぼくのトラックバックのしかたがだめぽなだけでしたと.

Posted by ysk5 at 10:25 PM | Comments (0) | TrackBack

いつもの私へのネガティブフィードバックな試み

とりあえず1冊.

追記:もう1冊.

日日日ばっかり3冊読んだ.リハビリテーション.

Posted by ysk5 at 12:04 AM | Comments (0) | TrackBack

June 24, 2005

でりばりー

おみやげを3回配達しようとして,2回電車の網棚においてくるクオリティ.

Posted by ysk5 at 08:38 AM | Comments (0) | TrackBack

June 23, 2005

風邪だ.

本を読んでいないせいだ.

Posted by ysk5 at 08:01 AM | Comments (0) | TrackBack

June 22, 2005

工数の見積もりを誤った件について

あと2時間でセンセにabstを見せる予定なのだが,ぶっちぎりで終わりそうにない.
けど,予定の順延は不可能.

(゚∀゚)アヒャ!

Posted by ysk5 at 10:08 AM | Comments (0) | TrackBack

June 21, 2005

Jirow

気持ちで負けない.

Posted by ysk5 at 09:40 AM | Comments (0) | TrackBack

June 20, 2005

Adobe Reader 7系のUIがクソうざい件について

5.Xからアップグレードしてびっくりした.
しかもなんかSDIになってないか.

わりと常用するアプリケーションなので,代替のリーダを探すことにした.

Posted by ysk5 at 02:24 PM | Comments (0) | TrackBack

GyaO

テレビのalternative.

GyaO

CMが入るみたいなので,テレビに出ている人を覚えられそうで嬉しい.
しっかりと勉強したい.

Posted by ysk5 at 12:14 PM | Comments (0) | TrackBack

June 19, 2005

2005年春合宿(4日目)

4日目.

ゼミして,お寿司食って,帰ってきた.
たのしかったー.
とくに合宿係とゼミ係の人,お疲れさまです.ありがとう.





Posted by ysk5 at 10:39 AM | Comments (0) | TrackBack

June 18, 2005

2005年春合宿(3日目)

はい3日目.

ゼミを午前中軽やかにこなした後,ソフトボール,サッカーと午後いっぱい遊ぶ.
そして舟盛り食って,ぬみかいと.




Posted by ysk5 at 10:24 AM | Comments (0) | TrackBack

June 17, 2005

2005年春合宿(2日目)

M2のひと以外は1日目ですけど.

お昼は観光して,夕方あしたの試合に備えてMで野球の練習.B3と試合.そしてご飯食べてお風呂入って飲み会と.





Posted by ysk5 at 09:51 AM | Comments (0) | TrackBack

June 16, 2005

2005年春合宿(1日目)

M2だけ一日早く到着. # 別にすることはない
無意味に宿泊.無意味に飲み会.無意味にアヒャる.
しきりの工場長さん,おつです.

Posted by ysk5 at 10:44 AM | Comments (0) | TrackBack

合宿荷物メモ

06/16-19は伊豆で合宿.

Posted by ysk5 at 07:30 AM | Comments (0) | TrackBack

納期を守っていただき,ありがとうございます

applied systems theoryなアレですけど.
# 夜遅く確認のメールを送ってごめんなさいね.

後はあした早く起きるだけだな.

追記.
朝起きたら1.8Mなtiffファイルが送られてきていた.なぜにtiff.

Posted by ysk5 at 12:29 AM | Comments (0) | TrackBack

ぶらうぐらなとあかいとこ

焼きそばとビールでサッカー観戦してきた.
屋根があったのでまったく濡れなかったし,試合も面白かったので非常に満足.

Posted by ysk5 at 12:01 AM | Comments (0) | TrackBack

June 15, 2005

えと

ここをごらんのapplied systems theoryを受講中の方(いるのか?),なるたけ早めにファイルを送ってください.

えと,OHP焼きとファイルを配布物として配るというタスク,微妙に時間かかるので,その日の朝にはあんまりやりたくないのです.

というわけで,ご協力お願いします.

Posted by ysk5 at 12:10 AM | Comments (0) | TrackBack

Suntory Whisky

メモるの忘れていて,ごめんなさい.
でも3人目にもなると,こういうこともあってよ.

ともあれ,いつものように楽しくすごしましょう.

Posted by ysk5 at 12:06 AM | Comments (0) | TrackBack

June 14, 2005

桑田(1991)

桑田 耕太郎.”ストラテジック・ラーンニングと組織の長期適応”.組織科学,Vol.25,No.1,pp.22-35,1991.

ストラテジック・ラーンニングという概念を導入することで組織の長期適応について考えている.

根源的知識というのはある種のシステムの基本定義のような気もするし,経験からの学習によって獲得されるといういみでは知識創造(Knowledge Creating)な側面をもっているような気もする.


企業の長期適応パターンには,ある特定の戦略的能力の下で展開される一連の戦略行動のパターンと,戦略的能力そのものの変化を伴って現れる戦略行動のパ
ターンとがある.この論稿で議論する「ストラテジック・ラーンニング(Strategic
Learning)」とは,戦略行動をデザインする際の,基本的なものの見方・考え方を規定する組織の根源的知識が学習され,戦略的能力の刷新をもたらす
ような組織学習である.この戦略的能力は,その企業に固有の能力であり,自らの経験を通じてしか学習-蓄積できない,というのが本稿の基本的スタンスであ
り,その学習プロセスを解明することが本稿の目的である.桑田(1991) pp.22

根源的仮定について.
根源的仮定というのはある種の組織文化のような側面をもっているのかな.

戦略行動をデザインする際に,その組織独特の論理が観察されるのは,そのプロセスがコーポレート・レベルの知識によって構造化されるからであり,根源的仮
定の集合の特徴が反映されるからである.換言すれば,組織の戦略的能力を構成する根源的要因は,この根源的仮定の集合(a set of basic
assumptions)なのである.
桑田(1991) pp.24-25

学習の層別というかクラス分け.ビジネス・ラーンニングとストラテジック・ラーンニングの2つの学習を考える.

ここでわれわれは2つのタイプの長期適応と,それに対応する組織学習を区別することができる.第一は,「ビジネス・ラーンニング(Business
Learning)」で,所与の根源的仮定の集合の範囲内で,ビジネス・レベルの知識が学習される組織学習,第二は根源的仮定レベルの知識が学習され「ス
トラテジック・ラーンニング(Strategic
Learning)」である.前者は,直接観察可能なレベルで戦略行動の変化をもたらすのに対し,後者は,組織が戦略行動をデザインする際のものの見方・
考え方の変化をもたらす.
桑田(1991) pp.25

このモデル化についてはそうですか,といった感じなのだけど,関心があるのは知識蒸留過程がどのようなメカニズムで実現されているかについて.

このような状況のもとで,組織が根源的仮定を学習しうる一つの可能な方法は,ビジネス・レベルの知識をコーポレート・レベルの知識に変換し,さらにそれら
を根源的仮定に変換することである.この意味でストラテジック・ラーンニングは,一種の第2段階学習である.本稿では,ビジネス・レベルの知識が,コーポ
レートレベルの知識を経て根源的仮定に変換される過程を,「知識蒸留過程(Knowledge Distillation Process)」と呼ぶ.
桑田(1991) pp.27

ストラテジック・ラーンニングの過程としてがあげられている.

たとえば考えられる今後の研究というのは,このストラテジック・ラーンニングを促進するような方法論の開発とかになるのだろうか.読む限りでは,実際の介入においての方法論はまだないようだし.

また,論旨とは別に,以下が気になったけど,これはいわゆる”気づき”が高次学習には必要だよという,良くあるはなしですか.

例えばWilson等の研究[1986]によれば,組織が既存の認知枠組の束縛から解放されるには,(1)見なれない形式のデータ,(2)参加者間のコンフリクト,(3)新しいトピックスそして(4)予期されざる問題発生経過等を経験する必要があるという.
桑田(1991) pp.28

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 08:12 AM | Comments (2) | TrackBack

June 13, 2005

Child(1972)

John Child. "Organizational Structure, environment and Performance: The
Role of Strategic Choice". Sociology, Vol.6, pp.1-23, 1972.
基本的にはコンティンジェンシー理論の枠組みで考えられる研究と位置づけられる.
組織の構造が,コンテキストに関する変数による経済的な制約から決定されるということ,従来のモデルには戦略的行動を決定する権力者の視点が欠けているこ
と,戦略的選択は組織の構造的な形態だけでなく環境の性質の操作やパフォーマンス基準の選択の概念も含まれていることの,3つが論旨だと思う.
組織構造の定義.
まあ,この時代はこんな感じだよな.

'Organizational structure' is defined as the formal
allocation of work roles and the administrative mechanisms to control
and integrate work activities including those which cross formal
organizational boundaries.Child(1972) pp.2

組織構造の多様性についての説明に関する3つの要因として,(1)環境の状況,(2)テクノロジー,(3)組織のサイズをあげている.
There are three particularly infuluential arguments
relevant to an explanation of variation in organizational structure.
Each postulates the effects of a major contextual factor. The first
argument is from environment, in which environmental conditions are
posited as critical constraints upon the choice of effective structurel
forms. The second and third arguments single out the influence on
structure of two physical organizational attributes: technology and
size.Child(1972) pp.2-3

官僚制と組織の規模のついての議論.
官僚的性質は小規模な組織には現れ得ないと.命題用のメモと.
The argument from size has a long history within
organizational theory. Weber (1947) in his classic analysis of
bureaucracy, did not believe that bureaucratic characteristics would be
present within small organizations. More recent research evidence
appears to lend strong support to this view.
Child(1972) pp.6

環境について.
ぼくなんかは,制御不能なシステムの外と考えるのだけど,ここでのそれは,選択しうる意思決定の内容の一部として規定されている.
このへんは違和感を覚えるとこだ.
To summarize, we have argued that the analysis of
organization and environment must recognize the exercise of choice by
organizational decision-makers. They may well have some power to
'enact' their organization's environment, as Weick has put it (1969: 63
ff).
Child(1972) pp.10

これについては
In view of these essentially strategic and political
factors, environmental conditions cannot be regarded as a direct source
of variation in organizational structure, as open system theoretist
often imply.
Child(1972) pp.10
と書かれていて,open system theoretistとはだいぶ立場が違うよ,とChildはいっている.
ほう,違和感の源泉はここか.

Childはむしろ,環境と組織との関係を考えるときに意思決定(戦略的選択)の面からアプローチしている.どの環境にどの組織の構造でもって挑めば,適応できるのか,そういう考え方をしている.

であるから,

The term 'decision-makers' has been employed to refer to
the power-holding group on the basis that it is normally possible
within work organizations to identify inequalities of power which are
reflected in a differential abiliti to raise questions on the subject
in the first place.
Child(1972) pp.13
意思決定を実行する意思決定者についても関心があり,こういった政治的な要因を考慮する必要が出てくるといっている.

Childの考え方はChandlerとほぼ同じであろう.

Chandler's insight lies at the heart of the argument being
developed in this paper. 'Strategy', he writes (p.13), 'can be defined
as teh determination of the basic long-term goals and objectives of an
enterprise, and the adoption of courses of action and the allocation of
resources necessary for carrying out these goals. Decisions to expand
the volume of activities, to set up distant plants and offices, to move
into new economic functions, or become diversified along many lines of
business, involve the defining of new basic goals'.
Child(1972) pp.13

つまり,組織は戦略に従い,意思決定者の策定した戦略は組織と環境に関するものから構成されているのだ.

ちょっと思ったことメモ.
このように科学的で,完全合理的なアプローチをその思想的背景をするのがコンティンジェンシー理論の特徴ではないかな.

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 12:17 PM | Comments (0) | TrackBack

June 12, 2005

潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影 躍進するIT企業・階層化する労働現場

横田 増生.「潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影 躍進するIT企業・階層化する労働現場」.情報センター出版局,2005年.

書評等で興味を引かれたので読んでみた.

著者としては,希望格差社会的な側面を伝えたいらしいのだが,そのあたりについてはいまいち感じるところがなかった.

アマゾンという”黒船”は今,静かに,しかし着実に日本の出版業界を変質させている.そしてその”顧客第一主義”を支える物流センターは,台頭するニューエコノミーの裏側で劣化していく日本の労働環境の未来図を指し示していた.
pp.9
アマゾンのアプローチは構成員がアウトプットを規定するのではなく,システムがアウトプッ
トを実現するようにしたところに,すばらしさがある.# マネジリアルな意味で
そこにおいてはシステムを実行する構成要素は人間である必要はなく,コストの面から人間を使っているだけなので,本来的には人間的な労働環境はシステムを
構築する人間の側にあるのです.
こんな事書くと怒られそうだけど,しょうがないです.
たしかにクリエイティブなことをしたい人には地獄でしょう.でも,何も考えたくない人ってのもいると思うのです.指示されたい人もいると思うのです.そう
いう人が,嫌だと思って辞めるまでに就く仕事がアマゾンの物流で,そういう人でも最大のアウトプットを出せるようにしたところはやはりすごいといわざるを
得ないと,ぼくはそう思います. # 僕はそういう人たちのお仕事に対して,当然,感謝しています.

現代人は,アマゾンに代表される熾烈な国際競争を勝ち抜くニューエコノミーの恩恵を受けている.しかし,さらに細分化されていくだろうこの労働格差とくり
返される競争は,果たして人を幸福にするのだろうか.
<ワンクリック>の向こう側では,その要求に応えるために,たしかに誰かが働いている.ネット社会の便利さを享受することが,IT企業の舞台
裏で働く人々の自尊心を損なうことと無関係ではなく,ひいてはわれわれの生活基盤である社会全体を不安定にしていくかもしれない.われわれは,ときに立ち
どまり,そのことを今一度思い返してみる必要があるのではないか.
ネット上で日本のニュースを眺めれば,ニューエコノミーの代表ともいえるIT企業の動向が,連日連夜世間を賑わせている.それらの企業によって今後,日本
経済がたとえ”復活”したとしても,それと引き替えに多くの人から”希望”が奪われるのなら,それを豊かな社会とは呼ぶことはできないのだから.
pp.281

番号に従って本を探してくるだけという子供にもできそうな仕事に,大の大人が働きがいを感じることは難しい.だから仕事がアイデンティティとはなり得ない.そうなるとこの職場に愛着を持つことは難しい.
pp.120
これを読んでアマゾンでものを買わなくなる人は,パンを食べちゃダメです.
モダンタイムスもびっくりの山パンの工場だって,こんな感じでしょう.
ただ,もしアマゾンの物流とかで,明らかにオーバースペックな人間が働かざるを得ないような状況が起きたとしたら,それは問題だ.
でも,そのようなはなしはなかったと思う.
ともあれアマゾンには納期予測を精確にして,納期のぶれをもっと小さくしていただきたい.
あと為替レートでせこい値上げをするなといいたい.

Posted by ysk5 at 08:05 PM | Comments (0) | TrackBack

vice versa

With the order or meaning reversed; conversely
from http://dictionary.reference.com/search?r=2&q=vice%20versa

反対に,逆もまた同様に.

Posted by ysk5 at 08:03 PM | Comments (0) | TrackBack

お買い物メモ

いつも忘れてしまうので明示的にメモ.

Posted by ysk5 at 12:45 PM | Comments (0) | TrackBack

マーチ(1991)

ジェームス・G・マーチ.”組織のエコロジーにおける経験からの学習”.組織科学,Vol.25,No.1,pp.2-9,1991.

組織をエコロジー(生態学)の観点から捉えることで,組織学習を理解する試み.

このへんはぼくもマーチと同じ立場.
ただ,マーチは組織学習の姿を描写することに関心がありそうだが,ぼくはどうすれば組織学習がいい学習たりえるのかに関心があると.


一般に組織研究において「学習」という用語は,2通りの使われ方をしている.ある時には「学習」は行為の結果を表している.この定義によれば,成果が向上
したときに,学習が起こったということになる.一方「学習」が適応のための特定のプロセスを指す場合もある.この定義によれば,経験したり知識を移転する
ことによって行為が変わるような場合,「学習」が行われたことになる.両方のパースペクティブから,学習について多くの重要な研究が為されているが,両者
を混同することは恐らく誤りであろう.この小論では,学習をプロセスとして捉える定義を採用する.特定の学習プロセスが成果に対し良い結果をもたらすか否
かは,また別の問題として扱われる.
マーチ(1991) pp.2

フィールド・バック・ループってフィード・バック・ループの間違いかなーと思ってgoogleかけてみたけど,ちょいと微妙な感じなので指摘しないでおく.

これが,いわゆる生態学による描写で,戦略の進化が学習の特性に依存していることを示している.


例えば,組織は経験を通じて,どの戦略(または技術)を使うべきかを学習すると同時に,どのようにして彼らが使用する戦略(または技術)を開発すべきかを
学習する.これら2つの形式の学習は,互いに関係している.ある特定の戦略が使われれば使われるほど,そしてその戦略を使うことから得られる成果はより良
くなればなるほど,その戦略が経験を通じて強化される可能性は高くなる.ある戦略が強化されればされるほど,それが使われる可能性もまた高くなる.このよ
うな正のフィールド・バック・ループは,現在の戦略を使用する能力をかなり増大させる.そしてこの学習プロセスを通じて,(潜在的により優れた)他の戦略
によって現在の戦略を代替することは難しくなってしまう.このように,自然な学習プロセスを通じて組織は,安定的な準最適解という「能力のワナ
(Competency Trap)」に,陥る可能性が高くなる(David, 1985).
マーチ(1991) pp.4-5

Marchは日本好きなのだろうか?結構寄稿しているよな.

Posted by ysk5 at 12:34 PM | Comments (0) | TrackBack

June 11, 2005

ぼくの買ってきたBach / Glenn Gould, "The Well-Tempered Clavier"の1曲目,つまり”平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846 前奏曲”って「花とアリス」で使われているな.

これ聴きたくてサントラ探そうと思っていたくらいなので,非常に嬉しい.

Posted by ysk5 at 11:47 PM | Comments (0) | TrackBack

per se

Of, in, or by itself or oneself; intrinsically.
from http://dictionary.reference.com/search?q=per+se

それ自体によって,という意味か.

Posted by ysk5 at 09:46 PM | Comments (0) | TrackBack

state-of-the-art

adj : the highest level of development at a particular time (especially the present time); "state-of-the-art technology"
from http://dictionary.reference.com/search?q=state-of-the-art

最先端の,といった感じか.

Posted by ysk5 at 09:43 PM | Comments (0) | TrackBack

バッハの平均律クラヴィーア曲集を聴きながら疑問に思ったメモ

Bach / Glenn Gould, "The Well-Tempered Clavier"あるいはWikipedia:平均律クラヴィーア曲集

フーガとは,

フーガは、カノン同様、同じ旋律が複数の声部に順次現れるというのが非常に目に付く大きな特徴である。Wikipedia:フーガ

ということらしい.
なるほど,だからぼくはカノンもフーガも好きなのだな.

ちなみにカノンについて.

カノンは、複数の声部が同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲を指す。一般に輪唱と訳されるが、輪唱が全く
同じ旋律を追唱するのに対し、カノンでは、異なる音で始まるものが含まれる。また、リズムが2倍になったり、上下または左右(時間の前後)が逆になったよ
うな特殊なものをも含む。有名なパッヘルベルのカノンは、3つの声部が全く同じ旋律を追唱し(ただし同時に終わるために最後がカットされる声部がある)そ
れに伴奏が付けられたものである。Wikipedia:カノン

ふーむ.輪唱と訳すのか.
Dictoinary.comによれば,
# Music. A composition or passage in which a melody is imitated by one or more voices at fixed intervals of pitch and time.http://dictionary.reference.com/search?q=canon

だ.

で,声部ってなんだ?と思って検索.

音楽にあって、声部またはパートとは、複数の演奏者が同時に演奏するとき、同じ音の動きをする演奏者の集団、またはひとりの演奏
者、を言う。一般にはパートの語を使い、声部の語はより理論的、概念的なときに使うことが多い。楽譜を使う演奏の場合には、同一のパートは同一の音符を演
奏することになる。Wikipedia:声部

パートのことだそうです.

さらに,前奏曲とフーガが交互に出てきているのはなんでだろうと思って検索.
前奏曲とは,

前奏曲とは、プレリュード、フォアシュピールともいい、(他の楽曲の・大規模な楽曲の)前に演奏する楽曲の意味である。普通、声楽を伴わない器楽曲である。似たような楽曲名に序曲(オーヴァーチュア)がある。wikipedia:前奏曲

のことで,さらに注記があって,
特に、フーガなどの対位法的作品との組み合わせは多く作られた。「前奏曲とフーガ」という曲名の楽曲が多いのはこのためである。J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、それぞれ24組の前奏曲とフーガの組み合わせである。wikipedia:前奏曲

とズバリな解答が.
で,ここで出てくる対位法ってなんだろう?ってことで調べる.
対位法(たいいほう)とは、音楽理論のひとつ。

複数の旋律が、互いによく調和して重ね合わさるような技術を研究する学問である。西洋音楽の理論の本質的な部分の大部分は、この対位法と深いかかわりがあり、数ある音楽理論の中でも最も基本的なもののひとつになっている。Wikipedia:対位法


とある.さらに,
声部間で旋律が模倣し合うような対位法もあり、その究極の形がフーガである。Wikipedia:対位法

と書かれている.

なるほど.ざっくりレベルではあるけれど,理解できる範囲では理解できた.

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ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種

西尾 維新.「ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種」.講談社,2005年.

戯れ言が少ないけれど,面白かったし,いい中巻だとおもう.
展開としてははげしく週刊ジャンプな感じです.

絵本さんは.
多分生まれて初めて,本音を言った.

「---世界に,終わって欲しくなんかない」
pp.159-160


とりあえず,戯れ言シリーズが終わってから,一度しっかりと考えてみようと思う.

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Engwell(1976)

Lars Engwell. "Response Time of Organizations". The Journal of Management Studies, Vol.13, No.1, pp.1-15, 1976.

offerに対するレスポンスのスピードから,環境と組織の適応について考えている.
コンティンジェンシーな要因として,組織の行動の結果であるofferに対するレスポンスのスピードが,組織が認識している環境(外的,内的)の差異から生まれているという仮説群を検証するアプローチ.

In this study we will focus on the exchange of information
between organizations using an experimental technique. The question we
are addressing in that context, however, concerns not the communication
pattern but the speed of communication between business firms and their
environment. Specifically, we will investigate the handling of bidding
requests, an activity of prime importance for firms which produce
non-standardized products and services.
Engwell(1976) pp.1

仮説群は以下にしめすもの.
Summing up, we hypothesize that
H1: firms respond more quickly to bidding requests than to requests for general information.
Moreover, we hypothesize that prompt responders differ from slow reaponders in that they
H2: (a) are smaller, or
(b) are large firms with special bidding units,
H3: have a smaller share of permanent customers,
H4: have a lower order rate,
H5: take competitor prices into consideration to a greater extent,
H6: offer lower prices,
H7: are more inclined to stress the importance of speed in bidding,
H8: have more bidding resources per request.
Engwell(1976) pp.3

結果をまとめると,以下のようになる.
それぞれ特性が異なるような組織群において,直面している環境が異なるときに,組織のアクション(適応した行為としての)が異なれば,これはまさにコンティンジェンシーな状況であろう.
The main impression from the results of this study is that
prompt responders are more dependent on the market than slow
responders. Every order is more important for them since they are
smaller, have a smaller proportion of permanent customers and have a
lower order rate. As a result they look more at prices of competitors
and offer lower prices in order to obtain the order. Their dependency
on the market probably also makes them answer a larger share of the
requests received. As a result they devote less resources to each bid,
a circumstance which may explain their lower order rate.
Engwell(1976) pp.10

この論文からは命題(仮説)が絞り出せそうでよい.

この論文からの枝葉.

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太田(1996)

太田 肇.”有機的組織と官僚的組織:どちらが人間的か”.組織科学,Vol.29,No.3,pp.15-24,1996.

さいきん有機的組織がブームとなっていて,すばらしいものであると喧伝されているけれども,それってばやはり一つのパースペクティブにおいてでのことではないであろうか?という研究.
いい組織というのを成員個人の視点から,有機的組織と官僚的組織を比較することで,考えている.

有機的組織というのは,こういう側面もあるのではないか,という記述.
system as an organization or organismなmetaphorだな.


ところが有機的組織では,企業全体の目的に貢献することが要求され,責任の範囲も限定されていない.いわば無制限のコミットメントが要求されているわけで
ある.そのため,組織に対しては限定的に関与し,専門の仕事の方で最大限に能力を発揮するというプロフェッショナル的な働き方をすることが困難になるので
ある.
太田(1996) pp.19

官僚的組織には,こういういい面もあるのではないか,という記述.

制度や規則によって組織の側の権力行使を制限し,個人の権利や自由を保障するこのような機能は,官僚制の「立憲的」(constitutional)側面ということができる.
太田(1996) pp.20

本題とは関係のない話だけど,これは官僚制の特徴としてあげられていて,このある種の頑固さというか硬直が,組織の適応においても特徴としてみることができそうだというふうに考えている.

結論としては,まあ,一長一短どちらもあるぞと.
むしろ専門的な職業においては,官僚的組織の方が有利かもだぞと.

すなわち,組織と個人の目的や利害が基本的に一致しない場合には,パワーで劣る個人にとって,対立を前提にした官僚制組織のほうが有機的組織よりも有利なことが多いということである.
太田(1996) pp.23

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June 10, 2005

alternativeな一日

わたしの愛する誰かのalternativeとして,JASMINの準備の手伝いをしてきた.

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北村(2000)

北村 新三,角田 譲,村尾 元,後藤 淳,小薮 正哉.”逆問題としての設計論と創発的計算法の適用”.計測自動制御学会論文集,Vol.36,No.1,pp.90-97,2000.

このへんのはなしはシステム論を”設計”のために利用するときにどうするよ?という,今のシステム屋さんの問題が書かれていて,非常に興味深い.

順問題と逆問題について.
工学者そして,制度設計や意思決定支援を考えるような研究をしているひとは,逆問題のほうに関心がある.


すでに論じられていることであるが,ここで我々工学者が日頃直面している問題を広い意味で順方向問題と逆方向問題をまず区別する1).順方向問題とは,物
質や物体や環境がまず存在して,時間発展とともに何かの物理的現象が生じる過程と理解することにする.いうまでもなくこれは原因から結果が生じるという因
果的過程であり,物理あるいは化学などの確立された諸々の理論はこの過程を記述しているものである.他方,人工物の設計や製作というのは,何か望ましい目
標(工学の言葉でいえば仕様)が与えられていて,これを満足するような物質や物体あるいはソフトウェアを作ることであり,これは因果的過程ではなく,これ
を逆方向問題と呼ぶことにする.
北村(2000) pp.90

逆シミュレーションによるアプローチは,下の方法の最たるものだと思う.
で,この考えと学習という考えってのはとても相性がいいと,そう思う.
つぎに,このような逆方向問題を人間が解く過程は,順方向写像の繰り返しによる収束の過程であるとの立場を明確にし,ここでの人
間の役割が構造の選択とそれのもつ機能の比較であるとして,この過程を計算機化することの数学的意味を述べ,具体的に創発的計算法を適用する場合を考察す
る.すなわち,逆問題を解く方法はいろいろと考えられるであろうが,ここでは創発的手法により新奇な構造などを発見できるとする立場である.
北村(2000) pp.91

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Pedro(1991)

Pedro S. de Souza, Sorosh N. Talukdar. "Genetic Algorithms in
Asynchronous Team". Proceedings of the Fourth International Conference
on Genetic Algorithms, pp.392-397, 1991.
GA関連サーベイの続き.
GAとNewton法のそれぞれの強みを活かして,探索を2つのアプローチを組み合わせることで行っていこう,という論文.
グローバルな探索をGAでざっくりと行って,Newton法とかでローカルな探索をぐりぐりとやっていくと.

A GA could be applied to the entire set of equations, but
it would be very slow. Instead, we apply a GA only to the global
variables and use conventional algorithms (Newton's Method) for the
local variables.
Pedro(1991) pp.395

チームベース(中央管理の不在)で非同期的に獲得した情報の交換を行うことを実現している.
なかなか参考になる.

To emulate the organizations of social insects in
software, we make two modifications to the structure of a supervised
group or blackboard (Fig. 1). First, we eliminate the supervisor.
Second, we eliminate the need for supervision by encapsulating each
member in a small, rule-based program that gives it consensus-building
capabilities. The result is an unsupervised group of the form shown in
Fig. 2. We call this structure an A-Team to emphasize that members
interacts asynchronously, that is, they exchange information when they
find it convenient to do so, rather than at predetermined points in
time. These exchanges occurs through addtions to, or modifications of,
the contents of the shared memory.
Pedro(1991) pp.393

基本的にはGAでの計算量といったら,評価回数ということらしい.
で,解を見つけるまでのコスト(計算量)が減りましたよと.

We have demonstrated that genetic algorithms can be
combined with other algorithms to form A-teams for solving sets of
nonlinear algebraic equations. These teams result in considerable
savings in the amount of computational effort (measured in terms of
function evaluations) required to find solutions. In the combinations
we have discussed, the genetic algorithms provide starting values for
less robust but faster algorithms.
Pedro(1991) pp.396

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Odyssey Rosso

再び赤いひと.ピーコックにて500円でお連れいたしました.


こんにちはOdyssey Rosso.
ライトボディなあなたは飲みやすくてすてきです.
あしたは生ハムでおつき合いしましょう.

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June 09, 2005

もらえるものメモ

http://www.saitama-np.co.jp/news06/08/32r.htm

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予言の自己成就的な意図でのメモ

毎度おなじみ.

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センセのお誕生日の何か

おめでとうございます.101101回目だそうです.
ささやかながら,ケーキとワインでお祝いをさせていただきました.
# つか覚えていたM部くんは神だな

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取りに行くメモ

中央図書館

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June 08, 2005

survey状況の俺メモ

Organization Science(ISSN:10477039): Vol.1 No.1 - Current
組織科学(ISSN:02869713): Vol.24 No.1 - Current

とりあえず数としては30本くらいか.

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June 07, 2005

さいきんの官僚的食生活

朝食:ご飯,タマネギのみそ汁,卵(+納豆)
昼食:おにぎり(自作)
夕食:チーズバーガー2個,マックチキン1個
夜食:ご飯,タマネギのみそ汁,キムチ(or おつけもの)

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June 06, 2005

firefox入れ直し

1.0.4にあげたら,起動しなくなったので,入れ直し.

設定ファイルとかに問題がありそうなので,該当ディレクトリを削除して,再インストール.
マーフィーの法則と.

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June 05, 2005

記憶の記録なurl

行動の記憶.
http://www.sonyexplorascience.jp/index.html
http://www.hotpepper.jp/s/H000000491/top.html

途中で目と耳についたものの記憶.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4830944722/
ミニマル・ミュージック

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June 04, 2005

超絶執筆モードなわたしの資料関連メモ

高橋文庫をあたってみて,なければ,紹介状もらって他大学でちょびちょび数回に分けて複写でgo!
Richard M. Burton and Borge Obel. "Designing efficient organizations :
modelling and experimentation". ISBN:0444868593
命題のアンカーのために必要.可及的速やかに.
Engwell, L. "Response time of organizations". Journal of management
studies, Vol.13, pp.1-15, 1976.
場所は9号館4階.
http://www.waseda.jp/sanken/library/top.html

Posted by ysk5 at 11:00 PM | Comments (0) | TrackBack

過去のわたしへ

去年の合宿のときの科学論の展開についてのレジュメのファイルがGoogle Desktop Searchかけても出てきません.
# おそらくすべての章についてまとめた(A4 2枚程度で)もの
非常に困りますので,どうにかしていただきたい.

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June 03, 2005

松井(2001)

松井 啓之.”社会システムとゲーミングシミュレーション”.情報処理学会研究報告 知能と複雑系,No.2000-ICS-123,pp.49-54,2001.

ゲーミングシミュレーションの紹介と,マルチエージェント系(多主体系)の研究との関連と,これらを併せて研究を行うことで,相乗的な効果が見込まれるということについて述べている.

ゲーミングシミュレーションの定義.
これはおそらく,かなりざっくりとした,あまり焦点を絞っていない,中立的な定義だな.


Greenblat[9]によれば,ゲーミングシミュレーションとは,ゲーム的側面をもつシミュレーション,すなわち,シミュレーションの文脈内に人間が
プレイヤーとして参加し,全面的にせよ部分的にせよ,そのプレイヤーの意思決定によって動作するようなシミュレーションのことである.
松井(2001) pp.50

ゲーミングシミュレーションでは,人間は自律したエージェントとして振る舞い,ゲームを行っていき,エージェントの行動による相互作用の結果,現象が発生するとする. # 現実的には,至極当たり前だけど,至極当たり前であるようにモデル化するのは難しい

そのため,現実社会を抽象化した上で,現実社会を手続き型のアルゴリズムによるシミュレーションではなく,役割と環境を与えられた自律したエージェント
(=プレイヤー)の相互行為から成り立つシミュレーションである[13].プレイヤーには,演ずるべき役割(=ロール),達成すべき目標,行うべき活動,
何をなしうるかの制約,そして,各プレイヤーの行動やシステム内での他の要素(偶然を含む)の作用の結果としての利得等が与えられる.
松井(2001) pp.50

で,どういう領域にゲーミングシミュレーションは適しているのかについての考えが以下.

また,ゲーミングシミュレーションによって,現実の状況に特有の多元的な複雑性を導入し,理解することが可能になると考えられることから,一般的にいっ
て,(1)人間の反応や相互作用が予想できなかったり,人間が研究対象のプロセスの一部となっているような探索型研究に,(2)専門家の考えを引き出すた
めに,(3)状況の本質,特に競争的状況の本質を理解する学習あるいは研究に適していると考えられる.
松井(2001) pp.50
ぼくはぼくの研究に関して,特に(3)の目的において,ゲーミング
のアプローチが有用ではないかと考えている.
わかりやすい例でもってすれば,Beer
Gameのようなことをすることで,その状況およびシステムについて理解ができる.それはつまり,パースペクティブや価値観を共有すること(もしくはアコ
モデートすること)につながると思っていて,これは介入においてとても重要なことであると.
まとめると,Beer Gameについて理解してBeer Gameをするのと,Beer Gameについて理解せずにBeer
Gameをするのでは,まったく結果・成績が異なるでしょう,ということだ.

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Levitt(2004)

Raymond E. Levitt. "Computational Modeling of Organizations Come of
Age". Computational & Mathematical Organization Theory, Vol.10,
No.2, pp.127-145, July, 2004.
VDTの偉い人による,NAACSOS 2003なkeynote speechをもとにした論文.
歴史的な流れをまとめながら,計算組織論とよばれる領域の研究を俯瞰して,今後の方向性を示唆している.
自分としては興味深いトピックがいくつかあったので,少ししっかりとメモりたい.
■研究の方法について
研究の方法として自然科学では,(1)empirical
dataの観察,(2)理論の構築,(3)物理的な計測とモデル構築の3つの脚でしっかりとした台座(科学的知識・知見)を確保してきたのに対して,社会
科学やマネジメントサイエンスでも同様に,

Research modalities in the social and management science
followed a similar 3-legged stool approach through about 1970, as
depicted in figure 2. Until about 1970, social scientists built
theories --- sometimes formalized in mathematical or computational form
(especially in economics), but more commonly expressed in words and
diagrams. To test and refine these theories, they gathered empirical
data from natural experiments, or obtained data from synthetic
experiments that they designed and managed, typically using paid
student subjects.
Levitt(2004) pp.130

がなされていて,さらに,計算論的アプローチ(コンピュータシミュレーション)によるアプローチが第4の脚として使われてきているとしている.
Starting with the pioneering work of Cyert and March (1963
and 1992) and Bonini (1967) in the 1960s, and accelerating after 1970,
computational modeling and simulation has provided a fourth leg for the
social science research stool.
Levitt(2004) pp.130

■ミクロ-マクロリンクおよびABM/ABSにおけるvalidationの確保について
社会科学における問題として,多レベルに渡る理論をテストしたり,統合した理論をテストすることができなく,それぞれの研究領域での”理論化された島”の群れが存在していて,これらのあいだにはつながりがなかったということがあげられている.

Perhaps the most serious shortcoming of traditional social
science experiments --- one that can readily be addressed through
computational modeling and simulation --- is the difficulty of
developing and rigorously testing unified, multi-level theories. Thus,
theories and empirical findings developed in micro-social science ---
cognitive and social psychology --- stand in relative isolation from
theories and empirical findings developed in the macro social sciences
--- sociology, political science, and economics. The result has been a
series of unconnected, discipline-based "island of theorizing" in the
social sciences.
Levitt(2004) pp.131
この話は,換言するならまさにミクロ-マクロリンクを内
包した理論形成のためのモデリングアプローチの欠如を嘆いたものである.
そこで,Agent-basedなコンピュータモデリングによって,ミクロな理論においてvalidationがとれているような振る舞いを個体である
エージェントに実装しながら,そのシミュレーション中のマクロレベルの振る舞いについて考えていくことで,ミクロとマクロの関係性(結合性)を内包した,
マルチレベル(統合された)理論をテスト・検証・構築していこうといっている.
Agent-based computational modeling and simulation
naturally address this glaring deficiency in traditional social science
research. Mature, validated, micro-social science findings can be
embedded in computational agents as sets of "canonical"
micro-behaviors. The designer of the simulation experiment then models
the way in which these canonical agents as well as aspects of the task
and/or environment, and generate meso-and macro-level outcomes that can
be validated against macro empirical data.
Levitt(2004) pp.131

このへんのはなしが,このまえFRYDタンに聞かれて答えたこととほとんど同内容のことであると思う.
ただ,これについては非常に難しい問題なので,いろいろな試みが研究者によってなされているので,一度これを整理してまとめてみたい.

Posted by ysk5 at 09:02 AM | Comments (0) | TrackBack

June 02, 2005

Miki(1999)

M. Miki, T. Hiroyasu, M. Kaneko, K. Hatanaka. "A Parallel Genetic
Algorithm with Distributed Environment Scheme". IEEE International
Conference on Systems, Man and Cybernetics, Vol.1, pp.695-700, 1999.
GA関連のサーベイの続き.
同時に複数のGAを走らせながら,メタGAな方法でもってして最適解を探索するアプローチ.
関心としてはかなり近いところにあるといえる.
ただ,少し足りない.
分散GAと呼ばれる方法で,ポピュレーションを分割して,それぞれにおいてGAを走らせると.
で,これが従来のいわゆるGAをアウトパフォームすることがいえていると.
ただ,最適なパラメータの設定をどうするのかが問題であると.

It is well known that distributed GAs with multiple
subpopulations or with isolation by distance can maintain diversity in
the evolving population. Tanese [12] showed the ability of finding
fitter individuals than the traditional one. Belding [13] extended
Tanase's work on distributed GA to the different fitness functions in
order to determine whether her results were specific to the Tanase
functions. He showed that distributed GA outperformed canonical GA for
the functions which are not easy for canonical GA. From these results,
we can conclude that distributed GA outperforms canonical GA in some
sense. However, the optimal-parameter setting problem still remains in
distributed GAs.
Miki(1999) pp.696

それを解決するものとして,本研究があると.
To overcome these problems, we propose a new distributed
GA with a distributed environment scheme. In this scheme, a whole
population is divided into several subpopulations, and the GA
parameters such as the mutation rate and the crossover rate in each
subpopulation are different from each other. Themigration operation is
performed similarly as the conventional distributed GA.
Miki(1999) pp.698-699

ただ,こういう保証のしかたっていうのはどうだろうか.
もうすこしオートマティズムを求めたいところではある.
The tuning of GA parameters is not necessary with DEGA
since many combinations of such GA parameters are used in many
subpopulations. Consequently, it can be expected that a global optimum
can be easily obtained without any preexperiments with DEGA.
Miki(1999) pp.699
-----
EXTENDED BODY:

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キュヴェ・サン・ボディール(白)

行きつけのお酒売り場の赤@ローエンドを一通り試したので,次は白いのにいってみる.

というわけで,白
のあなたよ,こんにちわ.
あなたってひとは,空気のようでいて,しっかりとアルコール分をもっているからすてきだわ.

Posted by ysk5 at 10:24 PM | Comments (0) | TrackBack

June 01, 2005

麦秋

小津 安二郎.「麦秋」

結婚とは未来への期待である,という旨の言葉が印象に残った.

小津監督のすごいなーと思うところはタイトルの選択.
麦秋っていうのは,麦の穂がたわわに実り,刈り取りをむかえるという意味で,ある一家において娘の結婚ということが対応していて,ある種の安堵とある種の寂寥と,サーガというか輪廻というか,家族という継続体の一回りを暗示しているのが,すばらしい.

なんていうのかな,小津作品には形はさまざまとしても愛というものに溢れていて,それがとても心地よく,見終わった後に前向きな気持ちにさせてくれるという.

大好きです.

Posted by ysk5 at 11:03 PM | Comments (1) | TrackBack

西部(2002)

西部 忠.”進化主義的な制度設計”.社会・経済システム.No.23,pp.66-72,2002.

この論文ではreferenceが示されていないという,なかなかに個性的な感じですが,面白かった.

構築主義と操作主義に対して批判を加えて,進化主義的な制度設計の方法について,とくに貨幣というメディアの特性から検討している.

方法論的個人主義の説明.
確かに,このようにいうことができるよな,と思った.門外漢ゆえに,方法論的個人主義のオリジナルを意味を知らないのが痛いところではあるが.

1)「原始的構成要素の同定可能性」:現実世界は,それを構成するもっとも基礎的な要素(個人や企業などの経済主体)へ分解・還元することができる.これは「要素還元主義」,経済理論の文脈では,「方法論的個人主義」に相当する.
西部(2002) pp.66

この考え方は面白い.というか,ぼくは明らかに前者の考えで思考停止していた.
が,地域通貨というのをとくに考えたときには,確かにこのような思考が必要であろうということが,この文を読めば理解できる.

結局,貨幣の注目すべき特性は,単に財やサービスの交換を媒介するというところにはない.交換という本来は一段階の二者間の相互行為(直接交換)を,二段
階の三者間の関係(売買)に置換し,モジュール化することにある.これは,分権的な調整行動にもとづく分散型ネットワークを可能にする.「経済主体が交換
を効率的に行うために貨幣という道具・客体を生み出した」のではなく,「貨幣が経済主体に売買という特定の行為を行わせることで市場を創り出す」というべ
きである.貨幣や,市場の「形成者」として経済主体間を動くもう一つの主体である.したがって,貨幣のメディア的特性は,経済主体の内的特性をも変えてし
まう.構築主義と操作主義は,媒体のシステム生成作用や経済主体の内的特性変形作用に着目していないのである.
西部(2002) pp.70

メディアが関係や意識というものを規定する,という考えは確かに同意.
これについてはさいきんとみに感じていることでもある.

地域通貨は,構築主義や操作主義における政策手段(ツール)ではなく,進化主義の立場から経済社会システムを進化的に調整し,望ましい方向へと誘導するた
めの戦略的な制度設計媒体(メディア)である.特定の目標を達成するための目的合理的な「ツール」の有効性よりもむしろ,人々の関係や意識を根本的に規定
する「メディア」の進化的特性に注目すべきである.
西部(2002) pp.70

Posted by ysk5 at 10:51 PM | Comments (0) | TrackBack

書く英語基礎編(1)

きょうからテクニカルライティングの能力向上を目指してがんばるよ.

まずは,英語を”書く”ということになれるべきだと思ったので,テキストを買ってきて勉強を始めた.
テキストは書く英語・基礎編というもの.

わりと事態は切迫しているためにがんばる必要がある.
だので,モチベーションのために進捗をメモる.
きょうはLesson 8まで終了.

俺メモ.

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