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March 31, 2005

これからの俺to do

ミーティングっていうか,センセにご指導いただいてきたので.
とりあえず2時間,今回の研究アプローチとモデルの説明をさせていただいて,基本的なアプローチについてはご理解・ご同意いただけたと思う.

で,これからの研究の流れなどをメモ.

■to do

  1. スキームをはっきり・しっかりさせる # アプローチの根拠・概説(自己組織化についてrefれるような文献を勉強)
  2. 定式化をしっかりする # 詳細に,精確に.Takahara(2004)との対応づけから概念の導入もれがないかチェック
  3. ミクロ-マクロ・リンクのある他研究@COTとの関連づけ # 位置付けの明確化
  4. 検証する命題をさがして,モデルのvalidationをまずとる. # generalなものでもよいよ

最初の2つが直近のそれで,優先度をかなり高めで.
ま,しばらくはお絵かきと数式書きでノートを蒼く染める日々だ.

■スケジュール

Posted by ysk5 at 09:05 PM

March 30, 2005

つぎのひと

香椎由宇にきめた.
http://www.horipro.co.jp/talent/PF063/

Posted by ysk5 at 10:36 PM

March 29, 2005

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(7)

セルシウスげっと.
レジスタンスなボスが仲間になりました.

Lv35くらい.
総プレイ時間21:10

Posted by ysk5 at 12:40 AM

March 28, 2005

オーデュボンの祈り

伊坂 幸太郎.「オーデュボンの祈り」.新潮社,2000年.

たいへんおいしゅうございました.
どのくらいおいしかったかというと,読んだ翌日一日中,この本のことを考えながら,余韻に浸りながら,生活できたくらい.
これは,すごい物語だよ,ほんとうに.

外の世界との交流がない島に,強盗犯が逃げ込んで,島を救ってしまうというおはなし.
はなす案山子がでてきたり,体重300kgのひとがいたりとで,これこそシュールなはなしです.
シュールなのだけど,そこで書かれているのはまさにドラマで愛の物語なのです.

さて,メモ.

神様のレシピはここが初出?

「神様のレシピだ」日比野が表情を変えずに言った.「未来は神様のレシピで決まる」
錯覚ではあったが,カカシはうなずいたかのように見えた.「神様のレシピはとても多くの材料が並んでいて,贅沢です」
僕はそれをとてもいい響きの言葉だ,と思った.
pp.38

人生エスカレータ理論.
宿命・運命論ともいえそう.

「人生ってのはエスカレーターでさ.自分はとまっていても,いつのまにか進んでるんだ.乗った時から進んでいる.到着するところは決まっていてさ,勝手に
そいつに向かっているんだ.だけど,みんな気がつかねえんだ.自分のいる場所だけはエスカレーターじゃないって思ってんだよ」
pp.42

多分にネタバレなのだけど,ここをメモったとき,涙が出てきたくらいすごくいいところなので,書きたい.
そう,これでどうだ!なんだ.
なんとなく著者に”どうだ!”って言われているような気もする.
そしてこの本の中ではじめて音があふれてくる.
「ずっと君が来るのを待っていたんだ.ざっと」そうして日比野の顔を振りかえる.「どれくらいかな?」
彼はすぐさま「百年以上だ」と興奮した声で答えてくれた.
「百年以上」と僕も言う.「みんなが君を待っていた.さあ,どうだ」
まるで挑戦するかのような気分で,彼女の顔を見た.これでどうだ.
彼女も,いよいよこれはただの悪ふざけではないぞと思いはじめていたのかもしれない.
僕は抑え切れない声をそこで上げる.
「この島に欠けているのは音楽だ」
pp.448

Posted by ysk5 at 08:40 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(6)

ノームをげっと.
海賊の子分になりました.
つぎは氷の山っぽい.
Lv33くらい.
総プレイ時間18:30
ゲーム内でのカードゲームを多分3時間くらいやってる.

Posted by ysk5 at 12:28 PM

March 27, 2005

サッカーはシステムでやるんだけどな

from http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050325-00000105-spnavi-spo.html
田さんがシステムでサッカーをやるわけではないとおっしゃっているようですが,そういう言い方はきらいです.昔のナイキのCMにもあったような気がするけ
れど.
勝てば,確かにそれでいい.けれど,勝つためにはチームがシステムとして機能することが必要なんではないでしょうか.
というのが,システム論者の立場.
まあ,中田さんがシステムについてしっかりと理解しているとは思えないので(おそらくフォーメーションの方言だと認識してらっしゃるでしょう),そこまで
つっこむこととも思えないのですが.
ただ,ぼくからいわせれば3-4-1-2とか3-5-2とかいうフォーメーションこと配置図はシステムを表しているとは言い難いです.
システムってのは定義から要素と要素間の関係性からなるべきで,とするならば,3-4-1-2とかいう配置図では語れないはず.
もし語るならば,グァルディオラがリバウドにはたいたとき,フィーゴがサイドでフリーになって,リバウドがサイドチェンジして,フィーゴがドリブルで引き
つけたうえで,センタリングでクライフェルトの変態ヘッドというような,関係性が含まれていなければ,システムとしてなりたたないはず.
総じていえば,システムという要素間の関係性を含むことなく,何をもってしてサッカーをするのか,問いつめたいところです.
関係性がないサッカーって,球蹴りのことでしょう?
と,酔っぱらって書いてみる.

Posted by ysk5 at 10:41 PM

March 26, 2005

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(5)

違う世界にきました.

つかテイルズおもしろいよテイルズ.

Lv29くらい.
総プレイ時間12:26

これ何時間くらいで終わるやつなんだ?
もう折り返し地点は過ぎたのだろうか?

Posted by ysk5 at 11:28 PM

March 25, 2005

研究室OB会っぽい何かについて

ここに書いておくと,それなりのアナウンス効果があると思うので書く.

某んまい鉄板焼きやさんにきいてみました.
# 確かサイトがあるはずなのだが,見つからないので,今度きいておきます.
とりあえず,最高20人程度で予約してOKってかんじのご返答をいただきました.
# 20人はこないよな,たぶん.
あとは予算のつめと,参加人数だけだな.
あ,2次会とかありますね,そういえば.
早稲田(東西線)付近で2次会で使えそうなとことかご存じのかたお教えくださいな.

Posted by ysk5 at 11:29 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(5)

シルフをげっと.

Lvは23くらい.
総プレイ時間07:40

聖剣伝説っぽくてよろしい.
ぼくがやりたいファンタジーなロールのプレイングは,まさにこのようなもの.

Posted by ysk5 at 10:48 PM

君が代が聴きたい

西山 平夫.「君が代が聴きたい」.双葉社,2004年.

む.工場長から借りて,読んだ.
さいきんきれいな日本語にふれてばっかりなのか,スポーツコラム文体を250ページ読み続けるのは,ちょっとつらかったと,正直に書いておく.
http://number.goo.ne.jp/とかをご飯食べながら読むのは分量的にも,期待的にも,許容できるのだけど.

さておき,これはおそらく,そういうところに価値があるのではなく,密な取材に基づいた,生の佐藤琢磨の戦いを描いているところに,価値があるのだろう.
その意味では,レース中やテスト,グランプリ外でのことについて,かなり詳細なはなしが読めるので,これには満足した.

でも,これを読んで,ああ,ぼくはスポーツから気持ちがはなれていってしまっているんだな,という
思いを強くした.

ともあれメモ.
ホンダがホンダであり続けるために,F1が必要なのです.
トヨタはトヨタじゃなくなるために,F1が必要なのです.


「そうですね.去年までの苦悩もあったし,研究所(栃木)で開発している連中の苦労も大変だったしね.何より彼らが『BARじゃ勝てませんよ』ていう状態
から『もしかしたらやれるかもしれない』ていう自信をつけ『ああ,ボクらが考えたアイデアでちゃんと世界に通用するじゃないか』というふうに気持ちが変
わってきた.そういうところはすごい収穫でしたよね」
pp.179

Posted by ysk5 at 03:59 PM

炊飯器が我が家にきました

T中くんに感謝を.

分量とかがよく分からないので,ひとまず3カップ+麦少々でつくった.
これで2回とちょっと分くらいの量になりそうか.
水は,このお米だとすこし少なめで大丈夫っぽいな.

Posted by ysk5 at 01:15 PM

万物理論

グレッグ・イーガン(著),山岸 真(訳).「万物理論」.東京創元社,2004年.

いわゆる正統派でハードなSFです.
科学ジャーナリストが万物理論(Theory of Everything)を発表する科学者に取材をする.
発表される学会中にジャーナリストと汎性と科学者を中心に,なんかいろいろとおこります.
でも,多分,結局は,これも愛の物語.

万物理論とDistressとがはなしを駆動させて,そのなかでの会話における各論の面白さを引き出していると思った.
ぼくはこの手のを読むと,話の本筋よりも各論の方に興味が行ってしまうタイプなので,その辺を中心にメモ.

2つのHワード.

ロークはぼくのほうをむいて,「意見を異にしたり,理解できなかったりする人々に向けてあなたができる,もっとも押しつけがましいことはなんですか?」
「さあ.なんですか?」
「その人々を治療すること.それが最初のHワードです.健康」
pp.99

「それで,もうひとつのHワードはなんなんですか?大きいほうは?」
ロークは首を傾げて,いたずらっぽくぼくを見た.「ほんとうにおわかりになりませんか?ではヒントを.論争に勝とうと思ったら,考えうるもっとも知的に怠惰な方法とはなんでしょう?」
「答えをいってほしいんですが.なぞなぞは苦手なので」
「論争相手が”人間性”を欠いている,と主張することです」
pp.100

魔法の金庫という表現はいいな.
たぶん魔法の金庫を求める気持ちの強い人が信仰するのだな.
さらにいうと魔法使いを求めているのかな,魔法を使われたいのだな,きっと.

マイクルは静かに笑った.「そして,失っていちばん惜しくないのが信仰だ.いったいなぜ,わたしがなにかを失ったなんて思うんだ?わたしは自分が価値を置
いているものが,”神”という名の---宇宙の外側,時間の外側,わたし自身の外側にある---魔法の金庫にしまいこまれているというふりをするのをやめ
た.それだけのことだ.わたしはもう美しい嘘がなくても,自分のくだしたいように決断をくだし,自分でいいと思える人生を生きようとすることができる.も
し真実が,そうしたことを不可能にするものだったら……そんな決断や人生はそもそも手にはいらないものだったということだ.pp.375

Posted by ysk5 at 11:28 AM

夏と花火と私の死体

乙一.「夏と花火と私の死体」.集英社,2000年.

天才らしいので読んでみた.
おいしゅうございました.
文庫ででているものを,一揃えしたい.

さて内容.
タイトル通り,夏と花火と私の死体のはなし.
夏休みにわたしが死んじゃって,殺した犯人であるお友達であった兄妹が,わたしの死体を隠そうとする.
見つかりそうになりながら,どうにかこうにかかくしてきたけど,花火大会の夜に……,といったかんじ.

なのだけど,これを殺されてしまった”わたし”の視点で記述している.

朝はわたし以外の全てのものの上にやって来て,わたし以外のみんなは生きていた.
pp.62

解説にもあったけど,”わたしの視点”は”神の視点”といえるだろう.
が,神であってもわたしであり,9歳の女の子がまるで秘密をのぞき見するような楽しささえのぞかせながら,話を進めていく.
視点の混在というのがこのお話を面白くしているのではないか.

Posted by ysk5 at 10:32 AM

March 24, 2005

あしたの俺to do

ぜひとも引きこもりたい.

Posted by ysk5 at 11:13 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(4)

森で迷いました.

敵が強いのか自分がヘタなのかが判断できない,というかしたくない.

Lv21っぽい.
総プレイ時間05:50

Posted by ysk5 at 10:45 PM

追い出しコンパ

追い出してきた.
なにはともあれ,みなさま,おめでとうございます.

一次会はオペレーションが悪い店で,自主的な二次会はラーメン屋さん.


ちょいとメモとかto doとか.

それではみなさま,息災と友愛と再会を.

Posted by ysk5 at 10:20 AM

March 23, 2005

高橋,本泉(2005)

高橋 真吾,本泉
俊一.”一般化されたハイパーゲーム的状況での組織学習の進化的シミュレーション”.計測自動制御学会第35回システム工学部会,pp.xx-xx,
2005年.
自分の研究の認知の機能のところで,この辺の研究との同型性を確認したかったので,ファイルを送ってもらって,よんだ.
# 中の人,pp(pages)がわからないので,お時間ある時に調べて教えていただけませんでしょうか?
ぼくの理解している範囲で説明すると,これっていうのはindividualなレベルでのsingle/double
learningとorganizationalなdouble
loopが組み込まれた,ゲーム理論の枠組みを認知の改善学習問題に利用したモデルといった感じか.
ハイパーゲーム状況を想定することで,ゲームでの利得において誤認がある状況を考え,この誤認を正しい認識にするために,学習を行っていくと.
で,解釈枠組み(認知)を変更するdouble loop
learningができていれば,誤認から正しい認識へと認識を変更でき,正しい意思決定(ゲーム理論の枠組みにおいて)ができるようになるはずなので,
これをもって,判定をしていこうと.

最終的に全エージェントが正しく内部モデルを修正し共有されたとき,組織のdouble-loop
learningが成功したと見なすことができる.すなわち有効な組織のdouble-loop
learningの方法は,正しい内部モデルの共有化を導くような個人のdouble-loop
learning,内部モデルの修正方法ということになる(高橋[4]).
高橋,本泉(2005) pp.+1

ただ,このモデルはorganizational single loop learningが概念として組み込まれていないのだな.# ぼくの理解では,そう思った
組織のモデル,組織の一機能として考えるときには,組織のアクションというものが個人の行動の集約として存在して,それに対してevaluationがなされるというのを考慮する必要があると思う.
だからNTDHって,”ネットワーク”という表現をしているのか.

ここでのsingle/doubleはともにindividualなレベルのはなしですよね.


プレイヤー1はf_1とf_21を内部モデルとして持つ.プレイヤー2も同様にf_2とf_12を内部モデルとして持つ.各プレイヤーはf_i(i=
1,2)を最大化するように意思決定変数u_i(i=1,2)を決め,u_ij(ij=21,12)を予測する.これはsingle-loop
learningに当る.また行動の結果を情報交換し参照することによりf_ij(ij(21,12)の係数a_ij,b_ij,cij(ij=
21,12)を修正する.これがdouble-loop learningに当る.
高橋,本泉(2005) pp.+2

このへん今度なかのひとにきいてみる.

* 05/03/24追記
きいてみた.
organizational single loop learningはしていませんと.
というか興味関心外ですと.
ついでに思ったのだけど,organizational double loop learningについても,ここでは統計的にその学習成果を調べているが,これも本来的にはorganizationalなアクションから調べるべきではないのかな.
# またしても中の人に質問してみようかな

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 05:19 PM

Bennett(1980)

Peter G. Bennett. "Hypergames: Developing a Model of Conflict". Futures, December, pp.489-507, 1980.

ハイパーゲームの偉いひとの論文.
ゲーム理論の批判から始まり,realな状況の記述・分析のための拡張を行ったハイパーゲームを提示して,これの定式化を行っている.

We shall attempt to describe the origins of Hypergame
research, the problems that have been tackled, and how and why the
concepts have advanced in the process of doing so.
Bennett(1980) pp.489
ハイパーゲームの一般的な定式化ってみたことがなかっ
たので,勉強になった.
ゲーム理論の目的は,いわゆるピュアな(どれにベッドすべきか?という)ゲームの分析だけでなく,戦略的なゲームをも分析可能にするために,数学的枠組み
を拡張することにあると.とするならば,コンテクストにかかわらず,軍事や政治,経済の領域等に適用可能でなければならないと.
この当時の従来のゲーム理論というのは,プレーヤ,戦略,選好が所与というのが分析のための条件であり,これではリアルな状況に対して戦略的な分析を行う
ことができないよ,という批判があった.
これらが明らかな現実の状況は少ないからだ(というかほとんどない).
The general aim of Game Theory was to extend the
mathematical framework to enable one to analyse not only games of pure
chance, but also what were called 'games of strategy' --- ie those
involving several players with conflicting interests. By this means, it
was hoped to provide a general theory of conflict, applicable to all
such situations regardless of context --- whether military, political,
economic, or purely interpersonal.
Bennett(1980) pp.490

なので,”現実性が欠けている”や”非人間的だ”という批判を受けていた.

Because Game Theory in its usual form has little specific
to say about the role and effects of perceptual factors, a great deal
seems to get left out of the resulting models. This omission is
relevant both to the charge of 'lack of realism' and, since many feel
that the ability to construct one's own view of the world is an
important part of what it means to be human, to that of
'dehumanisation' as well.
Bennett(1980) pp.493

で,プレーヤ・選好・戦略において誤認の可能性を含んだハイパーゲームの枠組みをBennettが提示したと.
2人0次ハイパーゲームから,3人高次ハイパーゲームのところまで定式化をしている.

つぎに現状でのハイパーゲームについての問題.
誤認の可能性を扱えるように拡張したのはいいのだけど,これを本来的な目的である意思決定の分析においてつかうとき,ハイパーゲーム的状況をモデル化することが可能なのか?という批判がある.
これに対して,ケーススタディを行うことで,モデル構築におけるtipsみたいなものがえられた,と書いている.

Nevertheless, case studies do provide one way of
illustrating and exploring different aspects of conflict situations.
Even in the purely historical cases, the exercise usually revealed
something that was not expected (at least, by the researchers), which
suggests that constructing such models has some 'payoff'.Bennett(1980) pp.495

さらに,実際の問題状況においてハイパーゲーム分析を行うことで,モデルの構築プロセスが理解の形成において有用であることがわかったと.
って,これがつまり意思決定のサポートにおけるハイパーゲーム分析が提供する強みということか.
The control of complexity becomes particularly important
when one moves from post hoc case-studies to 'live', predictive,
analysis. A recent study of some issues in the shipping world, ^22
performed in collaboration with personnel of a major UK shipowner,
provided an illuminating test run for using this form of analysis 'for
real'. A great deal has been learnt from this. Even thogh it was
possible to model what was a very complex, 'messy' situation only in a
much simplified way, the modelling process did appear to be helpful in
building up an understanding.
Bennett(1980) pp.505

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 04:36 PM

とってくるメモ

Shipping in crisis: A trial run for ‘live’ application of the hypergame approach
Omega, Volume 9, Issue 6, 1981, Pages 579-594
PG BennettCS HuxhamMR Dando
早大理工 雑誌 7-25<1979-1997>

Posted by ysk5 at 04:33 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(3)

ウンディーネげっと.

結構ボスが強い.
てか通常の敵も強いのですが.レベル上げとかした.
フルーツジュースを作れるようになった.

Lv18くらい.
総プレイ時間04:05

Posted by ysk5 at 03:31 PM

op. cit.

opere citato (in the work cited)
from http://dictionary.reference.com/search?q=op+cit

引用した論文・書籍等において,だな.

Posted by ysk5 at 09:39 AM

post hoc

In or of the form of an argument in which one event is asserted to be
the cause of a later event simply by virtue of having happened earlier:
coming to conclusions post hoc; post hoc reasoning.
from http://dictionary.reference.com/search?q=post+hoc

ある事象をあとの事象より早くおきたという理由で原因とする考え方,かな.
軽率な関連づけという感じで使うのか.

Posted by ysk5 at 09:33 AM

March 22, 2005

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(2)

ボス戦があるのでうれしいです.
今回はりすかがしゃべれるようになりました.
Lv14くらい.
総プレイ時間02:51

Posted by ysk5 at 11:29 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(1)

パーティを4人そろえて,とりあえず改名した.
リッド→シロウ
ファラ→アイコ
キール→そうへい
メルディ→りすか
戦闘がメンドイです.
Lv12くらい.
総プレイ時間02:22

Posted by ysk5 at 12:24 AM

March 21, 2005

こんにちはSuntory Whisky

きみをどうよんだらいいのかわからないけれど.
おそらくきみがぼくの一部になればわかるのだろう.

ともあれようこそこんにちは.
ともにすてきな時間をすごしましょう.

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EXTENDED BODY:

Posted by ysk5 at 09:28 PM

備忘のためのはしがき

Posted by ysk5 at 06:20 PM

もっさん試聴

http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/newrelease/index.html

Posted by ysk5 at 04:45 PM

March 20, 2005

Argyris(1977)

Chris Argyris. "Double loop learning in oganizations". Harvard Business Review, September-October, pp.115-125, 1977.

HBRはトップマネジメントとかマネージャをメインの読者層として想定しているので,言葉や表現が簡単でありがたい.

double loop learningについての紹介をしている.
まずsingle loop learningとdouble loop learningの定義から説明し,Model IとModel IIについて説明.
Model Iからdouble loop learningが行われるModel IIに変わるにはどうすればいいかについて書いている.

気になったところをメモ.

まず,組織学習の定義.
組織学習はエラーを発見したり,修正するプロセスと定義している.
比較的特徴的な定義なようなきがするので,他のArgyrisの文献でもこういうニュアンスだったか,調べてみたい.
# でも多分に制御理論のほうからインスパイアされているひとなので,不思議ではないのだけど

つぎにsingle loop learningとdouble loop learningをサーモスタットの例をとりながら定義づけ.
決められた温度を達成するための最適化のプロセスがsingle loop learningで,その温度設定自体が適当かどうかを検討するプロセスをも内包するのがdouble loop learningですよっと.

I should like to use this case to explain a view of
organizational learning. First, however, a few definitions and concepts
are in order. Organizational learning is a process of detecting and
correcting error. Error is for our purposes any feature of knowledge or
knowing that inhabits learning. When the process enables the
organization to carry on its present policies or achieve its
objectives, the process may be called single loop learning. Single loop
learning can be compared with a thermostat that learns when it is too
hot or too cold and then turns the heat on or off. The thermostat is
able to perform this task because it can receive information (the
temperature of the room) and therefore take corrective action. If the
thermostat could question itself about whether it should be set at 68
degrees, it would be capable not only of detecting error but of
questioning the underlying policies and goals as well as its own
program. That is a second and more comprehensive inquiry; hence it
might be called double loop learning. When the plant managers and
marketing people were detecting and attempting to correct error in
order to manufacture Product X, that was single loop learning. When
they began to confront the question whether Product X should be
manufactured, that was double loop learning, because they were now
questioning underlying organization policies and objectives.
pp.116
espoused theoryとtheory in useのはなし.
以下訳.
=====================================
明示的に(対外的に)採用している理論はつかわれていないことと,自分が使っている理論について気づいているひとはほとんどいない.
もし自分が採用している説(理論)について気づいていないなら,自分たちに自己修正的でない私的な仮定を設計していることは明らかである.
つまりかれらは自分自身の理論に囚われているのだ.
=====================================
espoused theoryとtheory in useは異なることがおおく,theory in useをespoused
theoryとして理解していない時には,その理論の仮定は修正不能であるから,このとき自身のtheory in useに囚われているといえると.
Yet we found that few people are aware that they do not
use the theories they explicitly espouse, and few are aware of those
they do use. If people are unaware of the proposition they use, then it
appears that they design for themselves private assumptions that are
not genuinely self-corrective. Thus they are prisoners of their own
theories.
pp.119

対象読者を意識した言葉でしめると.
It is not easy to create organizations capable of double
loop learning, but it can be done. Even with minimal awareness the
results are encouraging. The chief executive officer and his immediate
subordinates are the key to success, because the best way to generate
double loop learning is for the top to do it.
pp.125

Posted by ysk5 at 10:48 PM

もっとファンタジーなロールのプレイング進捗状況(0)

カテゴリを作りましたっと.

次はテイルズ オブ エターニアにしようとおもう.

Posted by ysk5 at 08:19 PM

March 19, 2005

卒業祝いっぽいぬみ

です.
中学のおともだちと.
居酒屋とぼくのうちとで.

うちでの写真はてきとうなのがないので,割愛.
きょうはアンガールズとハードゲイのひと(レイザーラモン住谷)を教えてもらった.フゥー!

Posted by ysk5 at 09:44 AM

March 18, 2005

大学院講義について

某小冊子によるとシステム基礎は”先生が生徒に厳しい”とされていました.
そうですか.

上述のコメントの同程度の無責任さをもってして,自分がうけた大学院の講義科目について,学生からの評価という名の放言もしくは批評とは全く別物の非難の体裁をとる感想を書いてみたい.

社会技術革新学特論講義において習得して欲しいであろう能力と,講義の内容との乖離がはげしかったが,望んでいるであろう程度のレポートを書いたら大丈夫だった.
知的財産と起業学部生は元気いいな!いい仕事ができる時間で,有効に使いました.講義をされる3人の先生の連携がまったくとれていないというのは,いかがなものか.評価はくるっぽい.
プロフィットデザイン特論習得して欲しいであろう能力については簡潔で,かつ説得力があるので,これを身に着ければいい.評価はくるっぽい.
品質マネジメント特論これも比較的習得して欲しいであろう能力について明確に提示していただけだのだが,それは習得済みなのであった.レポートは採算度外視で自分の楽しみのために書いてみたが,評価はきた.
企業経営論特論なんだかんだいって非常に楽しんだ.400字程度でまとめる,という能力は今のわたしに役立っています.評価はしているのか判らないけど,きた.
システム理論特論比較的院の講義は客層を見て,それにフィットした内容を展開するのが多いのだけど,センセはおかまいない.なにせ”先生が生徒に厳しい”ですから.つか,本来的にはこうあるべきだと思いますが.内容は,ぼくにとっては有用で有意義であった.
応用統計学特論院でも変わらないよ.イエローカードをもらいましたが,評価はきた.
数理計画特論”先生が生徒にお優しい”.ありがとうございます.
マーケティングサイエンスいい仕事ができる時間.もうすこし先端のはなしをして欲しかったです.ので,レポートには先端のはなしをそれなりのクオリティで書いてみたら,評価がきた.

Posted by ysk5 at 11:15 PM

朝霞---荒川---朝霞(たけちんラストラン)

む,いってきた.

============
DST:70.24km
AVE:21.1km/h
MAX:46.3km/h
ODO:1596.5km
============


引退記念試合なのに勝ちきれないたけちんです.
# ぼくはきっちり仕事したつもりだったんだけどな


これまでのWIMSにおける活動についての総括と,今後の人生の抱負・ビジョンについてお話しされていたように思う.泣けたようなきがする.


ごめんなさい,っていうか1時間いくらなら置かせていただけますでしょうか.

たのしかったので,もう一度くらいラストランしようぜ?

Posted by ysk5 at 10:47 PM

成績がでた(via web)

ありがとうございました.

つか,きょう成績表とカード裏のシールを取りに行けないひとはあしたでOK?

(追記)
OKではない模様.
3月22日(火)11:00-16:00ですって.
from http://www.sci.waseda.ac.jp/office/seiseki-kouki.html

Posted by ysk5 at 07:04 AM

March 17, 2005

かれこれ2週間くらい体調がよろしくないわけだが

中途半端にだるかったり,頭が痛かったり,のどが痛かったりで.
しかし発熱しないので,完全風邪判定ができないという.
であるからして,通常業務をこなすと.
このとき困るのは,
1.体力があるから,これですんでいる
2.不養生のせいで,ずっとこんな調子になっている
のかがわからないこと.
非常に困るので,はっきりしてください,ぼくのなかにいるであろうウィルスさん.

あした行くことは決まっているので,治す気満々の食生活とかにしてるんだけど,低空飛行で高度がでない感じです.
とりあえず,寝よう.

Posted by ysk5 at 07:24 PM

重力ピエロ

伊坂 幸太郎.「重力ピエロ」.新潮社,2003年.

しばらく積んでおりました.
読みました.
既刊をそろえたいと思います.
藤原伊織もそうだけど,この人も日本語うまいな.

俺なりまとめは保留.
もう少し考えてから.

「それにこれは俺の予想だけど,オランウータンとゾウアザラシにはたぶん,レイプの理由があるよ.今のところははっきりしていないけどね,きっとある.たぶん,人間だけが,レイプのためにレイプをするんだ」 pp.117
「それは巨大な船の上で逆方向に歩くのと一緒だ」と憎々しいくらいの余裕を見せて言った.「甲板上で乗客の一人が逆方向に歩いたところで,影響はないだろ うが.関係がない.そんな一人の行動とは無関係に,船は進む.沈む時は沈む.遺伝子の大きな力の前では,個人の反抗なんて何の影響もない.しょせんは船の 上だ」 pp.164

Posted by ysk5 at 04:28 PM

新本格魔法少女りすか2

西尾 維新.「新本格魔法少女りすか2」.講談社,2005年.

この本はジャンプ的枠組みを念頭におきつつ読むと,おいしくいただけます.
今回は敵として登場して,闘って,味方となる,というイベントが発生です.
そしてこれから大ボス目指して旅立ちだ!というお話です.

西尾節で彩られた落とし文句.
こんなこといわれたら,敵も味方になります.

「そのつもりで,僕をここまで連れてきたんじゃないのかい?そうであってもそうでなくても,是が非であっても,手伝わせてもらお
う.ストーリーに噛ませてもらおう.力を貸そう,協力しよう,きみのために戦おう.血の一滴から肉の一欠片に至るまで,全てツナギを助けるために捧げよ
う.きみが『魔眼遣い』を打破するというのなら,ぼくはそれに,出し惜しみなく力になろうじゃないか」pp.140

「友情・努力・勝利」は「根性・魔力・条理」に置き換えられていると.
「水倉神檎が一体何を企んでいるんだかしらないが---『6人の魔法使い』をこちら側に集め,これからどんなことをやろうとして
いるんだか知らないが---思い切り,全身全霊,邪魔をするぞ.いいとこ取りだ.根性,魔力,条理で---『ニャルラトテップ』,水倉神檎のところまで,
一気に一息に,一歩一歩一足跳びに,駆け抜けるぞ.お前らはぼくのために誇りを抱いて死ね.ぼくはお前らのために誇りを抱いて死ぬ.ぼく達は,最高だ」pp.243

Posted by ysk5 at 03:50 PM

March 16, 2005

Huber(1991)

George P. Huber. "Organizational Learning: The Contributing Processes
and the Literatures". Organization Science, Vol.2, No.1, pp.88-115,
1991.
基本的には組織学習についてのレビュー論文.
組織学習の構成要素を4つの大分類して,それぞれに小分類を加える形で,構造化・体系化(システム化)を図っている.
そして構築したシステムをみることで,将来の研究の方向性などについて示唆すると.
いい論文だ.
刺激とひらめきと驚きと素材をいただきました.
おいしゅうございました.
情報と知識という言葉についての注釈.
ここではinterchangeablyにつかいますと.
そしてそのあとで,こういうタイプのものについては情報,こういうタイプのものについては知識と使い分けることを努めます,とある.
これが落とし穴だと思う.
比較的あいまいな定義でもってして,その内容を明示的にしないことで一般性の高い議論は展開できるが,これこそが,メカニズムの解明を妨げている.
メカニズムの解明のためには,詳細なオペレーション化(手順化,ある意味での具体化)が必要であるが,そのためには情報や知識ということにたいして,数式
やプログラム等で記述できるレベルでの定義づけが必要であるといえる.
そして,その意味での強みをもっているのが計算組織論である,と.

The words information and knowledge will be used
interchangeably in this paper. I have, however, tried to use
information when referring to data that give meaning by reducing
ambiguity, equivocalitiy, or uncertainty, or when referring to data
which indicate that conditions are not as presupposed, and have tried
to use knowledge when referring to more complex products of learning,
such as interpretations of information, beliefs about cause-effect
relationships, or, more generally, "know-how." While I believe that
most readers will be comfortable with this usage, I note that cognitive
psyachologists (cf. Paris, Lipson and Wixson, 1983) have developed
their own terminology and divide knowledge into "declarative" (i.e.,
facts), "procedural" (e.g., know-how, scripts), and "conditional" (as
in "under what circumstances does this apply").pp.89

これには同意.
プロセスレベルでのexplorationと自己組織化レベルでのexplorationは質的な違いがあるだろう.
My speculation is that in organizational subunits and at
lower organiztional levels search is largely reactive to problems, but
that in autonomous organizations and at higher organizational levels a
significant proportion of serach is a consequence of proactive
managerial initiatives.
pp.99

これを解釈すると,官僚制ってのは組織全体でのreframing(doubole-loop learning)ができないと.
# とくに自己組織化レベルでのexplorationにおけるreframingだな
ただ,逆にいうと,double-loop learningが必要のない環境においてはcompetitiveであるといってもいいのではないだろうか.
While performance monitoring has as its ultimate purpose
improving performance, Crozier (1965) takes a very pessimistic view and
argues that bureaucratic organizaitons simply "cannot correct their
behavior by learning from their errors" (1965, p.186).
pp.99

そう,区別(分類)が足りないといえる.
ここではsearchの区別をしているが,学習の対象もそうだろう.
One of these is the lack of conceptual work. For example,
no distinction has been made between focused search for solutions and
focused search for information about already identified solutions (the
former being more a matter of discovery or identification and the
latter being more one of inbestigation). The distinction might be
useful, as the various forms of search might have different antecedents
or might be carried out by different types of organizational units or
with different types of search processes.
pp.99

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 02:33 PM

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

Paul Graham(著),川合 史朗(監訳).「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」.オーム社,2005年.

Lispの偉いひとのエッセイ集.

科学とハックの違いについての記述をメモしておく.

確かに新規性さえあれば,というはなしはよくあると思う.
さいきん思っているのだけど,手法や方法におけるあたらしさではなくて,例えば新しい価値を創出するという意味でのあたらしさは,新規性はいわないのだろうか.
これは有用性か.

何か美しいものを創るということは,しばしば既にあるものに微妙な改良を加えたり,すでにある考えを少しだけ新しい方法で組み合わせたりすることによってなされる.この種の仕事を研究論文にするのはとても難しい.
pp.25

科学はdisciplineなので.
上手になることから始めてオリジナルになってゆく,という表現は,まさにそのとおりだと思う.
というか,オリジナルであるということに気付くためには上手になるしかない.
ハッカーがハックしながら学ぶという事実は,ハッキングと科学がどれだけ違うかということを示すもうひとつの手がかりだ.科学者
は科学をしながら学ぶのではない.実験と課題をこなしながら学ぶのだ.科学者はまず完璧な仕事から,つまりだれか他の人が既にやったことを再現することか
ら始める.そうしているうちに独自の仕事ができるレベルに達するのだ.一方,ハッカーは最初から独自の仕事をする.ただ最初は下手くそだろう.ハッカーは
オリジナルから始めて上手になってゆく.科学者は上手になることから始めてオリジナルになってゆく.pp.30

ふむ.
よくあるためにオリジナルになるというのと,オリジナルであるためによくなるということか.
ここでいう頂上は”よい”ということか.

デザインとリサーチの違いは,新しさ対良さの問題だと言えると思う.デザインは必ずしも新しくある必要はないが,良くなくてはならない.リサーチは必ずし
もよくある必要はないが,新しくなくてはならない.この2つの道は頂上で一緒になると私は思う.最高のデザインは新しいアイディアでもってそれまでのもの
を凌駕するだろうし,最高のリサーチは新しいだけでなく,解くに値する問題を解くのだ.したがって私たちは究極的には同じ方向を目指しているが,別々の方
向から近づいていると言えるだろう.
pp.230
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Posted by ysk5 at 12:15 PM

March 15, 2005

学院ぬみ

菊名にすんでる友達のうちにいってきた.
元気そうでなにより.
仕事9時5時だからウィークデイでも遊べるな!という目算を立てたり.

Posted by ysk5 at 10:43 PM

March 14, 2005

ファンタジーなロールのプレイング進捗状況(8)

クリアした.
RPGってこんなかんじだったっけか.

ラストのダンジョンというか城というか塔というかは長すぎだ.

レベルは40くらいか.

Posted by ysk5 at 07:24 PM

逆シミュレーション手法の説明のシート

OOoでImpressを使いたいなとおもい,いろいろさわってみているんだけど,いまいちだ.テンプレファイルの作り方がわからん.スライドのサムネイ
ルを常に左側に表示させる設定が無理らしい.
世間がプレゼンテーションソフト =
Powerpointと思っているなか,普通にImpressですがなにか?というプレイをしてみたかったのだけど,Impress自体に優位性を感じな
いんだな,どうも.結局.swfなファイルを出力するときくらいしか,つかえないと判断.
やさぐれて.potなファイルを作ったので,ついでに説明のシートを作成した.
こういうことやっている時間は勉強時間ということでよろしいか.
050314inverse_simulation.swf

Posted by ysk5 at 03:30 PM

ファンタジーなロールのプレイング進捗状況(7)

第7章に突入.
レベルは33くらい.
ひさびさのボス戦.
難易度設定がかなり低いので,楽勝と.

Posted by ysk5 at 12:32 AM

March 13, 2005

逆シミュレーション手法の説明のシート作成のためのメモ

はるか遠い日の私のために.

しかし,正直このくらい時間とシートをさかないと,研究のアプローチ・思想についておそらく理解していただけないのではないか,と思う.

Sh.1:何が問題で,何を明らかにしたいのか

Sh.2:逆シミュレーションの枠組みSh.3:本研究モデルへの応用

Posted by ysk5 at 09:57 PM

あんだけ飲んで食ってし,それでいて体をいたわらなければ,体調を崩すのは自明なのはわかっているきょうの記録と記憶

Posted by ysk5 at 09:23 PM

March 12, 2005

Google Newsのカスタマイズ

このリンクを友だちに送ると、友だちのコンピュータ上でもあなたのカスタム設定を表示、保存することができます。 from http://news.google.com/news
とのことだったので,おもに研究室で僕が利用するためにメモ.

My Google News!

関連URL

Posted by ysk5 at 09:57 AM

March 11, 2005

お腹がゆるいけどどうにかこうにかやっているきょうの記憶と記録

Posted by ysk5 at 10:05 PM

いや何となく,これができつつあるように思いつつある気がするように感じている

2 オレは全ての本を自分の研究に関連づけて読むことができる from 棟近教授語録

Posted by ysk5 at 02:02 PM

Newell, Simon(1976)

Allen Newell and Herbert A. Simon. "Computer Science as Empirical
Inquiry: Symbols and Search". Communication of the ACM, Vol.19, No.3,
pp.113-126, 1976.
わざわざ蔵書の倉庫に行ってまで手に入れてきたのはいいのだけど,なんでこれを読もうと思ったのかも忘れ,physical symbol
systemってどう訳せばいいんだろうと思いながらも,とりあえず読んでみた.
# physical symbol systemってのは,物理記号系でいいらしい.from http://www.ir.rikkyo.ac.jp/~tsuzuki/cog.htm

あんまり理解できなかったときには,理解できなかったという旨を書いておくだけでも,未来の私にとって有用であろう.
というわけで書いておく.
わかんね.

コンピュータ・サイエンスは特定の観察の様式を備えたものでなく,経験の内容もステレオタイプの物とは異なると.
@05/03/12訂正
コンピュータ・サイエンスでは,ステレオタイプの実験方法とはちがい,観察と経験の様式がユニークであると.

Computer science is an empirical discipline. We would have
called it an experimental science, but like astronomy, economics, and
geology, some of its unique forms of observation and experience do not
fit a narrow stereotype of the experimetal method.pp.114

コンピュータを利用することで,新しい現象を発見したり,既知の現象を分析できるようになる.
これは計算論的なアプローチの強みについて説明していると思うので,使うとしたら,この辺のところかな.
We build computers and programs for many reasons. We build
them to serve society and as tools for carrying out the economic tasks
of society. But as basic scientists we build machines and programs as a
way of discovering new phenomena and analyzing phenomena we already
know about.pp.114

Posted by ysk5 at 01:12 PM

March 10, 2005

やっぱりなんとも調子が悪いきょうの記録と記憶

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Posted by ysk5 at 11:30 PM

シラバスに応用システム論が2つ存在する件

学部と修士で同じ時間.
なんかのミスかな.

とりあえず,センセに通報しておいた.

■追記

来年度から,専攻では学部の授業も大学院の授業として取れるようになりました。

とのお返事をいただきました.
なるほど.
まあガイダンスでアナウンスがあるのであろうな.
あえて,しかし,これについてコメントするならば,学部生が大学院の授業を受講でき,また,大学院で学部の授業をとれるということは,それぞれの授業の難
易度設定や目的設定において,いささかの懸念があるということだ.
やはり大学院での授業の本来的な目的としては,先端の内容を指向すべきであるし,学部の授業においては先端を学ぶための基礎的な内容を指向すべきであるだ
ろう(もしくは先端の優しい紹介を).
おそらく今回,大学院で学部の授業をとれるということは,学部の段階で基礎的な内容をカバーできていないことに対しての配慮であるとおもう.
しかして,その配慮が明示的にアナウンスされなければ,大学院の学生が,本来的な学部の授業に対して,大学院の授業と並列としてみたうえで,受講すること
が考えられる.
そしてまた,学科の側でも,これらの授業を並列に扱うとき,大学院の授業の意義は学部のそれと同程度となると考えることは自然だろう.だとするならば,大
学院生は学部5,6年生と同等の授業内容の習得をもってして,課程を修了することがありうるが,それで果たしていいのだろうか.
と,書いてみる.
けど,実際には講義科目の登録のときにセンセの判子をもってして許可が出るので,こういったことは防がれると思うし,そうであることを願いたい.
いずれにせよ,ガイダンスがいろいろと楽しみになってきた.

Posted by ysk5 at 09:04 PM

March 09, 2005

体調がお悪いきょうの記録と記憶

Posted by ysk5 at 08:58 PM

Nevis et al.(1995)

Edwin C. Nevis, Anthony J. DiBella, Janet M. Gould. "Understanding
Organizations as Learning Systems". Sloan Management Review, Vol.36,
No.2, Winter, pp.73-85, 1995.
文系領域の組織のはなしをおさえておいて,これを自分の研究のほうに活かすという目的で,たとえばハーバードビジネスレビューとか一橋ビジネスレビューあ
たりの軽量級のarticleやpaperを読むということが,やるべきこととしてある.
MITのSloanのひとが書いているので,組織学習(Organizaitonal Learning)のある意味総本山のもの.
その辺を意識してメモと.
そのまえに要約をば.
組織学習において重要なはなしとして,学習の指向性と促進要因が挙げられる.
学習の指向性は学習を記述するために,促進要因は規範を与えるために.
この2つは両方とも必要で,これらによって組織学習のしくみが実現される.
あとはケースを交えながら,この2つについて解説をしていると.
まずは組織学習の定義.
僕の認識とほとんど同じなので,組織学習の説明のときに引用させていただくことにしよう.

We define organizational learning as the capacity or
processes within an organization to maintain or improve performance
based on experience.
pp.73

HuberのたぶんOrganization Scienceのレビュー論文のなかでは,組織学習のプロセスを4ステップで表現しているが,ここでは3ステージモデルで考えるとのこと.
ここでのknowledge(知識)とはなんであろうか.
ニュアンスから感じ取るには,これはテクノロジとかの知識で,situation自体の認識とかは扱っていないような気がする.

ここで少し組織学習についての学習の対象についてまとめてみたい.
まず,対象として知識と状況の2つが従来研究からあげられている.
が,多くの研究が,そのどちらかしか対象として扱っていない.
感覚的には,従来的な組織論は知識,ABM/ABSでは状況にフォーカスしているものが多いと思う.

僕の立場は基本的には後者のものなのだけど,組織の全体の振舞いをとらえるときに,学習を状況認知の更新枠組みのみでとらえきれるのかについて,さいきん疑問に思っている.
状況認知の問題が非常に重要で本質的であることはわかっているが,これは多分にstrategicなレイヤーでのはなしについてである.
# だからして本質的なのであるが
トータルな振舞いを考えるとき,operationalなレイヤーでの学習についても考慮すべきであろうと思う.
そして,これが知識的な学習で,たとえば生産における経験効果を表すような学習であろう.
だから,僕のモデルにおいては両方を適切な形でモデル化することが求められているし,Argyrisの組織学習の枠組みでそれを表現することで,実現のメドも立てているつもりだ.

Following Huber, whose comprehensive review of the
literature presented four steps in an organizational learning process,
we arrived at a three stage model: 1. Knowledge acquisition --- The
development or creation of skills, insights, relationships. 2.
Knowledge sharing --- The dissemination of what has been learned. 3.
Knowledge utilization --- The integration of learning so it is broadly
available and can be generalized to new situations.
pp.74

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 03:18 PM

Doran(1997)

Jim Doran. "From Computer Simulation to Artificial Societies".
Transaction of The Society for Computer Simulation International,
Vol.14, No.2, pp.69-77, 1997.
人工社会を構築してagent-basedなアプローチでモデリングを行うことについての,解説論文.
この手法やアプローチには,これこれこういう長所があって,こういうことができる可能性がありますよ,というのを示してくれる.
この場合には,agent-basedなモデリングが,micro-macro
linkを包含したモデルの構築を可能にして,ミクロの挙動とマクロの振舞いの関係について分析が可能になることを示してくれている.
これは社会科学や社会学の領域の従来手法では,手法的なスコープの問題から,完全に無理であるとされていたので,その意味で非常に大きな可能性があるで
しょうとのこと.
agentの定義.
AI系のひとによるわりかしニュートラルな定義だと思う.

Recently renewed attempts have been made around the world
to combine these techniques into agents: entities that can receive or
collect information, assess it in the light of their past experience,
and decide what action to take.
pp.69
ここでのexisting organization
theoryってのは実証研究中心のいわゆる経営学領域に入る組織論というのを指すと思う.
引用文の趣旨は確かにそうだが,この後の歴史の流れとして,agent-basedなモデリングによるアプローチにより組織論への反動的な研究が行われる
ことで,その手法的ポテンシャルを活かした,目的としてあるべき理論構築にフォーカスした研究がなされていないことが問題としてあげられる.
というのが,僕の問題意識.
Existing organization theory offers many insights into
organizational design and redesign (e.g., [13]) but typically seems too
controversial and too generalised to do much to help with specific
decisions in specific circumstances. Yet humans seem to cope. We
commonly feel that we can judge whether or not a particular change to
an organization's structure (e.g., should these two committees be
merged) will be beneficial.
pp.70

先日の研究計画発表のときにも感じたのだけど,工学系のセンセにはこの辺の話はわかりかねるところがあるのかもしれない.
モデルの構築にはいろいろと目的があって,対象に対しての理解を深めることも,モデル構築の目的になりうるということ.さらにいえば,それ自体でそれなりの研究の意義があるということ.
There are various types of modelling goals. Is the aim to
understand more about the target? To optimise the target? To verify a
design for the target?
pp.71

あー,これは身にしみるご指摘だ.気をつけなければならない.
が,発表においては適切な言い回しに言いかえるとして,論文中においてはやっぱり定義をしっかりとするくらいしか,対処の方法が考えつかないのだが.
Of course, presenting such conclusions in ordinary language
can easily be misleading if we do not keep clearly in mind that just
what a conclusion means, and the evidence for it, depends upon
precisely what meaning the various terms used in its statement (e.g.,
"unbiased,""task environment,""team") were given in the computer
experiments.
pp.74

この辺の記述はたとえばEpsteinとかAxtellの感覚と同じような感じだ.
日本はともかく,欧米のほうの研究者のかたの繋がりとかについては不勉強なので,よくわかりかねますが.
Artificial societies are not fascinating toy worlds there
to be played with, nor are they "just" promising ways to solve
practical problems. Rather, they are an experimental means of
discovering significant mathemetical theorems that link micro-level
conditions to emergent macro-level outcomes in social domains.
pp.76
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Posted by ysk5 at 02:45 PM

March 08, 2005

Wikiをちゃんと始める件

今年の抱負にかいたように,知識の体系化を目指すためにWikiを本格的に活用しようと思う.
基本的な生産スタイルとして,MTにはメモを書き散らして,これを整理する形でWikiを使っていきたい.

http://ysk5.s58.xrea.com/wiki/

Posted by ysk5 at 11:58 PM

てのひらの闇

藤原 伊織.「てのひらの闇」.文藝春秋,2002年.

藤原伊織の書く日本語はうますぎる.
あまりにもうまいので,主題なんかほっておいて,表現のみを味わうことでも満足してしまう.

さて要約メモ.
やくざのはなし.
組長の息子が,20年間企業で働いていたが,その企業の会長が自殺する事件をきっかけに,やくざの世界に戻っていく.会長の自殺の原因をしるために.
あとはいつもの藤原流ハードボイルドな道具立てで綴る,美しき日本語の世界と.

話の本筋をまともに追っていなかったから,自信がないのだけど,手のひらの闇はなくなったということで,いいのだろうか.

ベッドに腰かけ,手の甲に残る火傷の痕に目をおとした.それから表を返し,てのひらをそっと開いた.そこにちいさな闇がうずくまっている.じっと眺めているうち,やがて幻のようにうかびあがってくるものが闇のなかにかたちを結んだ.なにかの傷に似た赤い糸クズだった.
pp.437
降りそそぐ陽射しを抱きかかえるように,私は両手をひろげた.pp.453

Posted by ysk5 at 10:41 PM

March 07, 2005

自宅で飲みながら本を読んでいい気持ちなので書きますが

どのメールとはいいませんが,600KBの.docなファイルとかは,圧縮していただけると大変嬉しく思います.
# ちなみに手元環境では.zipにすると600KB(圧縮前)→100KB(圧縮後)なんで
まあ,圧縮したらしたで解凍できない人とかいると思うので,進言は遠慮しておきますが.
さらにいうと,これ,.docな必要ないではないのか?.htmlなファイルで十分でしょう.つか,.txtでもいいと思いますが.すくなくとも.pdfとか.

というか,すべてはわせぽメールの容量が5MBしかないという点に尽きるといえば,尽きる.
# 時代はGBレベルです

さてと,キーボード越しに毒を吐いたので,肛門からも排泄をして,寝ます.

Posted by ysk5 at 11:26 PM

自宅---上石神井---自宅

明日のための練習と思っていってきたのだけど,その明日のまえにゲロを吐いてしまうようでは,体調管理能力を疑いたくなる.
一日寝ていたら,どうやらなおったけど.

============
DST:12.72km
AVE:22.5km/h
MAX:38.8km/h
ODO:1526.2km
============

Posted by ysk5 at 10:27 PM

こんにちはTorys

そろそろカテゴリにsakeってのを作った方が有用かもしれない.

ともあれこんにちは,Torys.よくきてくれました.
そしてコトブキさん,息災と,友愛と,再会を.

Posted by ysk5 at 08:48 PM

deus ex machina

Posted by ysk5 at 10:43 AM

March 06, 2005

たくさんお酒を飲んだ翌日は時間の流れが遅くなり,思索が進む気がする

あと妙に感傷的というか,感受性の高ぶりがみられるというか,そんな気がする.
さらにいうと自分という実体からちょっと仮身が抜けだしそうになるというか,もうひとつの世界にいきそうになるというか.
# 電波ではありませんので,ご心配なく.
というわけで,ヨッシー,昨日はごちそうさまでした.

Posted by ysk5 at 10:27 PM

要約とパラフレーズによる理解の促進

ということの意義を理解して,実践ができるようになりつつあるような気がする.
いまはこれを意識して,メモをしている.
たぶんこのフェーズをクリアすると,批評・批判ができるようになるのだな.
そのためには体系化ということができないと駄目ではあるが.

Posted by ysk5 at 10:20 PM

March 05, 2005

愛人

マルグリット・デュラス(著),清水 徹(訳).「愛人」.河出書房,1992年.

エロいです.
作品自体も映像的な書き方がなされていると思った.
その辺が,少し読みにくさへとつながっているきらいがあると思うけど,トータルとしてはおいしゅうございました.

話をまとめてみる.
”であるべき”ということを演じ続けているのだと,その当時は思っていた.が,いま,わたしは”であった(である)”ということに気がついた.そう,2人は愛人だったのだ.彼はわたしの愛する人だったのだ,と.

そして娘は,まるで自分も自殺しようとしているかのように,自分も海に身を投げようとしているかのように,すっくと立った,それ
から彼女は泣いた,あのショロンの男のことを想ったからだった,そして彼女は突然,自分があの男を愛していなかったということに確信を持てなくなった,-
--愛していたのだが彼女には見えなかった愛,水が砂に吸いこまれて消えてしまうように,その愛が物語の中に吸いこまれて消えていたからだ,そしていまよ
うやく,彼女はその愛を見出したのだった,はるばると海を横切るように音楽の投げかけられたこの瞬間に.
pp.180-181
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Posted by ysk5 at 01:08 PM

ちーちゃんは悠久の向こう

日日日.「ちーちゃんは悠久の向こう」.新風舎,2005年.2
冊目.
とりあえずおいしくいただきました.
以下俺なり解釈メモ.
お話としては,電波が出てる感じの女の子と家庭内暴力をうけて壊れた世界に生きる男の子の話.女の子は壊れた世界へ,男の子は壊れてない世界へいきたいと
願う.で,男の子は壊れていない世界へいけそうだとなったとき,女の子は絶望するのであった.女の子は男の子のために壊れた世界にいきたかったのに.かく
して2人は悠久の隔たりに分かたれてしまうのだった.
しかし,解説でセカイ系批判がされているんだけど,これってど真ん中のセカイ系のような.
以下の記述は典型的.

今の僕にできることは,せめて『今』が『幸せな過去』となるように,精一杯の努力をし模索をして『今の幸せ』を探すことのみである.
pp.27
どこかで何かが破綻していた.世界はきっと決壊していた.僕の日常は崩壊していた.pp.269

Posted by ysk5 at 12:53 PM

March 04, 2005

なぽれおん

きょうは6時までしっかりと頑張ったので,それ以降は娯楽で過ごすことにした.

で,これをインスコしてみた.
http://www.vector.co.jp/games/soft/dl/win95/game/se091750.html

コンピュータつおい.
なんか普通に接戦.

つうか完璧なポーカーフェイスとやるのはつらい.
あとチョンボしまくる.(ペナルティが-4なので,やるとかなり切なくなります)

Posted by ysk5 at 11:48 PM

ジュンク堂メモ

とりあえず新宿店では.
当日1万円以上買うと配送無料サービスか喫茶コーナーのドリンクチケットをプレゼントと.

Posted by ysk5 at 05:24 PM

モデルを構築中(1)

”戦うプログラマー”にはWindows NTの仕様書は10日間で書きあげられたとあるので,その程度を目標に頑張ってみる.

雪が降っていて静かな日に,パッヘルベルのカノンを始終リピートしながら考えていると,かなり生産的.

組織のモデルの5割方はできた.

Posted by ysk5 at 03:57 PM

March 03, 2005

ABSSSなシンポジウム#1

いってきた.
ABSSSのビジョンを実現するには,NOEなコラボレーションが必要だと感じた.
ABSSSは他プロジェクトに比べて確かに厚みがあるのだけれど,ABSSSが本来的に備えるべき厚さと比べると,十全ではないように思う.

ともあれ,D口センセはやっぱりエクセレント.

最後のセッションでの”ABSSSを中学生に説明するには?”という質問に,”言葉を矮小化したくない.それよりも了解が可能になるための体験を重要視したい(たとえばゲーミングのような)”とのご回答.
なるほど,参考になります.

Posted by ysk5 at 02:23 PM

March 02, 2005

ファンタジーなロールのプレイング進捗状況(6)

第5章終了.

レベルは25くらい.
最近戦闘を避け気味なので標準レベルよりも低いと思う.

つかこのゲーム,本当にボス戦が少ないのね.

Posted by ysk5 at 11:32 PM

あした行くメモ

食堂でカレーを食べてきたい.

日 時: 平成17年3月3日(木) 10:00〜17:30 (受付けは9:30より) 場 所: 東京工業大学大岡山キャンパス  西9号館2階コラボレーションルームfrom http://www.dis.titech.ac.jp/coe/announce.htm#011
08:30出発 09:27到着 57分(乗車47分 他10分) 距離:29.1km 運賃:片道 540円 乗換え:2回 田無→西武新宿線→高田馬場→山手線→目黒→東急目黒線→大岡山from Yahoo!路線情報
キャンパスマップ

Posted by ysk5 at 10:05 PM

私の優しくない先輩

日日日.「私の優しくない先輩」.碧天舎,2005年.

天才高校生らしいので読んでみた.
ペンネームとタイトルと装丁で,探しにくく,手に取りにくく,買いにくい感じですが.

舞城さんの”阿修羅ガール”を綿矢りさが西尾維新ふうに書いたように感じた.
別に貶すでもなく貶めるでもなく蔑むわけでもなく,面白かった.
このタイプの人はものを書くということに素養がすごいあると思うので(というか書かないと生きていけない,多分),たくさん書いて悦ばせてください.

恋いに恋する乙女であるところの麻耶子は,先輩の愛を知り,愛し合いされることを知るのでした.


愛治くんへの想いは私の大切な宝物だった.厳重に封をして,誰にも見つからないところに隠して,たまにこっそりとその宝を隠した箱を---確認して,自分
はなんて素晴らしいものを持っているのだろうと己を賛美して,隠して隠して隠して,黙って黙って黙って,守って守って守って,結局,宝箱の中になにが入っ
ていたか---忘れてしまった.
pp.118

Posted by ysk5 at 09:44 PM

Levinthal(1991)

Daniel A. Levinthal. "Organizational Adaptation and Environmental
Selection-Interrelated Processes of Change". Organization Science,
Vol.2, No.1, pp.140-145, 1991.
適応と選択(淘汰)プロセスとの関係は相互依存的であるということと,組織学習は選択(淘汰)プロセスに結びつき,適応的な学習とは結びつかないというこ
とを論じている.
ただ,この論文での適応と,自分のいっている適応では,ちょっと意味が違うので,これに注意したい.
おそらくこの論文での適応のレベルはかなり企投的な,自己組織化的なニュアンスで使われているとおもう.
まあ,ともあれメモ.
組織学習の性質が,組織の年齢と生存の見込みとに関係しているとしている.
そして,原因を学習とは現状の競争力の拡張を反映したものであるということと,学習はパフォーマンスのばらつきをなくすということから説明している.
当然現状の競争力の拡張からは,将来的にはパフォーマンスが向上することが期待され,つまり,生存の見込みは大きくなる.
また,パフォーマンスのばらつきが小さくなれば,これもまた,生存の見込みを大きくするだろう.
この辺のはなしは,組織学習についての理解を豊かにしてくれるので,ありがたい.
ただ,March(1991)で既出というはなしもある.本論文中でもふれられているし.

These results suggest that there is a relationship between
the age of an individual organization and the likelihood of survival.
This relationship, in turn, may stem from two basic properties of
organizational learning.
pp.141
First, learning is typically reflected in an enhancement of an organization's competence at its current activities.
pp.141
Second, learning often reduces the variation in performance, as distinct from increasing its expectation.pp.141

ところで

Lant and Mezias(1990): Lant, Theresa K. and Stephen J.
Mezias, "An Organizational Learning Model of Convergence and
Reorientation," Strategic Management Journal, Vol.11, pp147-179, 1990.pp.145

とあるけど,そんな論文はなくて,たぶん,
Lant and Mezias(1992): Lant, Theresa K. and Stephen J.
Mezias, "An Organizational Learning Model of Convergence and
Reorientation," Organization Science, Vol.3, No.1, pp.47-71, 1992.

の間違いだな.

この論文からの枝葉.

Posted by ysk5 at 01:21 PM

ジョジョの進捗状況(4)

Part 6 (13)-(17)
最後のほう,電波が出てきてませんか.
結局4日とも違う書店で買うという,ブックオフへの貢献度が高い収集でした.

Posted by ysk5 at 12:34 AM

March 01, 2005

学会発表練習っぽい何か

が,研究室に行ってみたら,やっているみたいだったので,ひやかしてきた.

ので,いつもの.

050301orememo.zip
定以上に時間がかかったいたので,やすべえで食べるのを断念し,さらに中座せざるをえない感じでした.

Posted by ysk5 at 10:33 PM

高原 et al.(2002)

高原 康彦,Ebai Riu,木嶋 恭一.”組織の適応行動---定式化アプローチ”.経営情報学会誌,Vol.11,No.2,pp.1-17,Sep. 2002.

組織を意思決定のレベルから3層化して,組織の適応行動について,定式化を行っている.この定式化に基づいて,内部モデル原理と最小必要多様度について,理論的な説明を加えている.

ここで[1]として参照されているのがCarleyのCMOTの論文であることからも,このあたりの研究の流れと計算組織論との親和性は非常に高く,さらに両者のアプローチは相補的であることも,たとえばTakahara(2004)からも明らかだ.
ここでは”異端”的なアプローチであると自認している.たしかに経営組織論の文脈においては主流は実証研究であるが,それではメカニズムが分からないことから,定式化とかCOTとかのアプローチが必要になってくる.
そういった意味では異端であることはチャンスであることと同義であるといえるのではないか.


コンピュータでの実現は,対象に対する定式化の1つの形態であるから,経営情報での理論と実践との間のセマンテックギャプを減らすためには,形式化された
理論が必要となる.このような趣旨から,筆者等は,経営,組織に対する形式化アプローチを試みている.伝統的な経営学,組織論の研究者からは,このような
方法は異端に見えるかもしれないが,筆者等の努力は独立したものではなく,参考文献[1]のような,新しい経営組織論の運動も起きている.
pp.2

”適応”という言葉を使うとき,その定義が重要になる.
ここでは組織目標を適切な(最適な)全体目標に変換することが適応行動の礎であるとしている.

適応行動は多様であり,単純な1つの形に表現することは困難である.この論文では,組織適応行動の定式化理論の始まりとして,組織に与えられた目標(組織
目標)G(u_e,y)を,環境に適応して,操作化された全体目標G_x(y)に変換するメカニズムの考察を定式化された枠組の中で行う.操作化された全
体目標は,組織層に伝えられ,組織層は,統合を行うと同時に,その全体目標の実現が管理活動の目標となる.
pp.3

Posted by ysk5 at 12:59 PM

こんにちはコトブキ

僕の中での識別は”コトブキ”さんとして行うけれど,Suntory Old Whiskeyが商品名なのだろうか.

ともあれ,ようこそいらっしゃいました.
ともに豊かなひとときを.

Posted by ysk5 at 11:28 AM